19日、国際親善試合で横浜F・マリノスとセルティックが日産スタジアムで行われる。

2022-23シーズンは国内3冠を達成したセルティックがジャパンツアーで来日。2試合を戦う中、初戦では2022シーズンの明治安田生命J1リーグ王者の横浜FMと対戦する。

試合に先立ち記者会見を実施。選手代表として横浜FMでもプレーした日本代表FW前田大然と、FW宮市亮が出席した。

横浜FMでもチームメイトとしてプレーしたことのある2人。サイドを切り裂くスピードが特徴の2人だが、記者会見ではお互いのスピードについて質問が。両者がそれぞれの印象を語った。

前田は宮市のスピードについて「単純に足が早いですし、ボールを持ちながらスピードが落ちないのは本当に凄いなと思います」とコメント。「僕が見てきた中では1番というぐらい早いと感じているので、そういう点も明日は楽しみです」と語り、宮市のスピードを称えた。

このコメントにはセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督も驚きの顔。宮市と契約しようかというジョークも飛び出していた。

一方の宮市は前田のスピードについて、「大然は単純に早いんですが、ほっといたら3日ぐらいずっとスプリントするんじゃないかというぐらい体力がある」とコメント。スピードだけでなく、スプリント能力にも言及し「攻守にわたってスピードを発揮できるというのは、かつてないスプリント力だなと」と、こちらも驚く能力だと語った。

またチームメイト時代も振り返り「僕も日本に帰ってきて一緒にプレーしましたが、その能力を持った選手は見たことがないという印象を受けたので、お互いのスピードを活かした展開になればと思います」と、明日の試合でも両者のスピードが見える戦いにしたいとした。