韓国人の意識が変わりつつある。日本を一つの大きな市場ととらえ、争うべきではないというのだ。正しいかもしれない。いまだ嫌韓な日本人もいるが、若い女性たちは、韓流スター推しであり、そのために韓国を頻繁に訪れている。また、韓国製の化粧品、コスメは、もう日本の老舗化粧品会社を超えた。

 日本の多くの美容家が、CSなどのテレビショッピング番組で、韓国のメーカーと共同開発したコスメを勧め、飛ぶように売れている。また、韓方薬と呼ばれるサプリメントも日本人がメインターゲットだ。

 そのお客様である日本人を、はるか昔78年以上前の戦争の加害者として非難することは、韓国経済に打撃を与えるだけだ。今、韓国の製品を喜んで関っている日本人の若者たちに、戦争について質問しても、歴史の教科書に書いていたけど3学期に習わなかった。へ~そういうことあったの? 程度であろう。

 韓国の活動家は主に「旭日旗」に見えるものが出てくると激しく批判する。けれど、旭日旗は、ナチスドイツハーケンクロイツように国際的にNG、いや人道的にNGな立場ではないのだ。韓国の一部が敵意のシンボルとしているだけだ。

 韓国の若者の中には~有名アイドルなどは、ファッションの中に旭日旗をアレンジもしている…韓国の偉いさんに損得して着なくなるが…。

 韓国前大統領は、反日に力を入れていたことはいわずもがなだ。だが、企業など日本を商圏ととらえる企業家たちは、政治とは相容れることはない。日本人に、いかに韓国お金を落としてもらうか。それが自分の企業の発展にどうつながるかを知っている。

 確かに、ずるい韓国人はいる。けれど、旭日旗を見ると虫唾が走るという商売人は、もう韓国では絶滅危惧種と呼んでいいかもしれない。

 韓国は、日本人にとっても、飛行機で3時間弱。国内旅行より安く気軽に行ける場所だった(新型コロナ蔓延前)。旭日旗に象徴される戦争は、もう歴史の中の出来事の一つなのかも。

旭日旗