俳優・モデルの馬場ふみかがクリエーティブ・ディレクターを務めるインナーブランド「misora(ミソラ)」のアイテムが、7月24日(月)より同ブランドの公式サイトにて発売開始。それに先駆けて20日に都内で開催された発表記者会見に馬場が登壇し、ブランド立ち上げの経緯やブランド名の由来などについて説明した。

【写真】「かわいくないですか?」と自信たっぷりのブランド名のロゴをアピールする形でパシャリ

■「misora」とは

同ブランドのコンセプトは「as is / ありのまま」。自分の持つ個性を隠すのではなく誰よりも愛してほしい、個性が生きるスタイルを提案するみんなのブランドにしたい、ありのままをより美しく輝かせることを大切にしたい、という馬場の思いに端を発して始動。1年以上の歳月をかけて機能、素材、デザインすべてにこだわったアイテムが完成し、このほどローンチを迎えた。

今回の会見は馬場と親交のあるDJのLicaxxx(リカックス)がMCを担当していることもあって、序盤からリラックスした空気感でトークが展開。

ブランドを立ち上げた経緯を聞かれ、馬場は「グラビアや雑誌のお仕事、さまざまな場面で下着のお仕事をさせていただいていて、たくさんの下着を手に取って着用して、撮影していく中ですごく下着の持つ力を感じました。下着によってすごく楽しくなったりとか、洋服をきれいに着られるようになったりとか、そういう思いを皆さんにたくさん伝えていければいいなという思いから、より広めるためには自分で作るのが一番なのかと思って立ち上げに至りました」と明かす。

いざブランドのローンチを迎え「ドキドキしますね。皆さんの手元に届いた時にどんな反応を頂けるのかドキドキしていますけど、今日から展示会が始まってたくさんの方に実際に触っていただけるので楽しみです」と、笑顔で現在の心境を語った。

■美しい空のように皆さんをどんな天気の日も照らしていきたい

また、ブランド名の由来については「ブランド名を考えるのって自分の子どもの名前をつけるくらい悩むことじゃないですか(笑)。これから先ずっと続けていきたいなと思っているので」と前置きしつつ、「もともと青い色が好きで、青は海とか空とかすごく大きくて広いものを連想すると思うんですけど、その中でも空の持っている青の色がすごく好きなんです。み空色という色が美しい空の色という意味なんですけど、美しい空のように皆さんをどんな天気の日も照らしていきたいという思いと、日本語がしっくりくるかなと。自分にそんな将来があるのかは分からないですけど、子どもが生まれたら『みそら』と付けたいくらいかわいいなと思います」と、“空の美称”から取ったブランド名を自画自賛した。

さらに、実際にクラウドサテンブラやブラタンクトップ、Tシャツなどの商品を手に取ってそれぞれに込めた思いや特長を愛情たっぷりに説明。あらためて開発に携わった感想について聞かれると「めっちゃ楽しかったし、現在進行形で楽しいんですけど、難しいなという思いはありますね。生地や色を選ぶ段階でも小さい生地で選んでから、大きくなったものを見るとちょっとイメージと違うかも?ということが結構あって…」と、開発の過程では楽しい中にも苦労も多かったよう。

続けて「自分自身で絵を描くとか、デザインができるわけではないので、そういう方とたくさんコミュニケーションを取りながら。見た目はいいけど、着けてみたらここが違うということがとにかくたくさんあったので、月日をかけてやっと今日から皆さんにお披露目できて幸せです」と、安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

そして今後について「初めにインナーとアパレルアイテムを展開しているんですが、次のアイテムとか新しいカラーとかも作っている最中でもあって、今後自分の気分だったり、環境だったり、ライフスタイルが変わったりとかいろいろなタイミングがあると思うんですけど、その時その時に柔軟に、皆さんに届けたいものだったり、こういうものを知ってもらいたいと思えるようなものを自分の心に素直に作っていけたらいいなと思います」と、目を輝かせながら展望を明かした。

なお、7月22日(土)、23日(日)には東京・原宿のレンタルスペースさくら原宿竹下口にて一般顧客向けのアイテムお披露目会が開催される。

◆取材・文・撮影=ブルータスシーダ(STABLENT LLC)

馬場ふみかがインナーブランドのローンチを報告した/※ザテレビジョン撮影