中村倫也が主演を務める木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木夜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第2話が7月20日(木)に放送される。第2話の放送に先駆け、先行カットと予告動画が公開された。

【写真】格好いい…! 日ごろの訓練の成果を披露する「消防操法大会」に出場する太郎(中村倫也)ら

■「ハヤブサ消防団」とはどんなドラマ?

同ドラマは、池井戸潤の同名小説を実写化。山あいの小さな集落で不可解な連続放火と殺人事件が巻き起こる戦慄の“田園ミステリー”。スランプ気味の作家・太郎(中村)は、亡き父の故郷に移住することを決意する。

中村が演じる太郎は30歳でミステリ作家の登竜門といわれる“明智小五郎賞”を受賞し、“横溝正史の再来”ともてはやされたものの、2作目以降は出版の度に初版の部数を削られて鳴かず飛ばず。生き残りをかけて新作連載中の新進作家。

ヒロインは中村と13年ぶりの共演となる川口春奈。川口は、主人公のミステリ作家・三馬太郎より少し前に、東京からハヤブサ地区に移住してきた映像ディレクター・立木彩を演じる。

■満島真之介、古川雄大ら豪華出演者が集結

さらに豪華キャストが集結し、ドラマを盛り上げていく。太郎が移住することになった、“ハヤブサ地区”の消防団のメンバーとして、満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん生瀬勝久が出演。

また、古川雄大は、ハヤブサ地区に出入りする怪しげなソーラーパネル営業スタッフ・真鍋明光を怪しげに熱演。一方、山本耕史は、太郎の担当編集者でありながら、ハヤブサで起きた怪事件に何かと首を突っ込み、仕入れた情報により、大きく局面が動くなどのキーパーソンのような役割を果たす中山田洋を演じる。

■太郎を追い詰める消防操法大会の練習…第2話の気になるあらすじ

亡き父の故郷である山あいの集落“ハヤブサ地区”で暮らしはじめたスランプ気味のミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は連日、入団したばかりの消防団の練習に駆り出されて疲労困憊(こんぱい)。実は、消防団が日ごろの訓練の成果を披露する“消防操法大会”の開催日が迫っており、分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)がピリピリしているのだ。

そんな中、太郎はハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が、先日遺体となって見つかった山原浩喜(一ノ瀬ワタル)だといううわさが出回っていることを知る。一瞬だが生前の浩喜と会話を交わした太郎は、彼がそこまで悪い人間だとは思えず、困惑。しかも、根拠のないうわさがあっという間に集落に広がったことに違和感を覚える。

その矢先、太郎は消防団のメンバーで役場勤務の森野洋輔(梶原善)から「相談がある」と声を掛けられる。約束の時刻に居酒屋に出向くと、座敷には森野のほか、役場の企画課員・矢内潤(岡本篤)と、移住してからずっと気になっていた謎の美女・立木彩(川口春奈)の姿があった。

相談というのは、ハヤブサの町おこし動画企画にまつわることで、矢内は作家である太郎の力を貸してほしいという。その企画は映像ディレクターである彩の発案だというのだが、彩本人の態度はどこか冷淡だった。

第1話は見逃し配信再生回数が6日間で220万回を突破

第1話では、スランプ状態だった小説家・太郎(中村倫也)が、のどかな田舎町に癒やされ、そこの町で暮らしていく決意をする一方で、行方不明になった浩喜(一ノ瀬ワタル)が遺体で発見されるという怒涛(どとう)の展開が。

目が離せない第1話のストーリーに大きな反響があり、「ハヤブサ消防団」は初回放送から見事トレンド入りを果たした。また初回見逃し配信再生回数が6日間で220万回を突破した(ビデオリサーチにて算出/7月13日7月18日)。

■登場人物に翻ろうされる視聴者が続出

第2話公式ホームページの予告動画では、太郎の元にとある花が届いているかのような様子や、「ハヤブサ消防団」の面々が映る中、「浩喜が放火犯だといううわさがあるんですよ」という太郎の声が流れたり、「犬猿の仲」と思われる宮原(橋本じゅん)と山原(生瀬勝久)が言い争う姿などが公開されている。

また、初登場から怪しいオーラを放つ真鍋(古川雄大)が、太郎に接近するようなシーンもあり、視聴者からは「第2話でも何か起こるのか」「真鍋のサイコパスオーラがやばい」「癒やしと恐怖が隣り合わせ(笑)」「ハラハラドキドキ」「古川くん怪しいんよ…!」という声が上がった。

さらに、「またどこかが放火されたら浩喜さんの無実が証明されますね」というヒロイン・彩(川口春奈)のせりふや「お聞きしたいことがありまして…」という太郎のせりふに「犯人誰だよ!」「みんなどんどん怪しくなっていく」と、登場人物一人一人に翻ろうされる視聴者が続出。

一方で、のほほんとした太郎の様子に「癒やし…!」「太郎くんかわいい」「このドラマの本当のヒロインか?(笑)」「おじさまたちに囲まれる姫感」という声が。そして、太郎を演じる中村には、「中村さんの演技が自然」「癖がない」「ナチュラル…!」と、その演技を絶賛する声が多く寄せられている。

太郎(中村倫也)は消防団として頑張る中、集落に広がるあるうわさに違和感を覚える/(C)テレビ朝日