■ 京葉ガスエナジーソリューションは、ダムの維持放流水を活用する「坂根マイクロ水力発電所」が完成し、7月19日に竣工式を開催した。
■ 大規模水力に比べて、まだまだ開発できる地点が多く残されており、今後の更なる開発が期待されるマイクロ水力発電所の普及を推し進め、地域とともに持続可能な未来に向けた取り組みを進めていく。

                       発電所外観

                       発電所内部

京葉ガスグループの京葉ガスエナジーソリューション株式会社(千葉県市川市、代表取締役社長:吉岡 比呂志、以下「京葉ガスエナジーソリューション」)は、農林水産省の農業用ダムである坂根ダムの維持放流水を活用する「坂根マイクロ水力発電所(島根県奥出雲町、発電出力49.5kW)」の竣工式を2023年7月19日に執り行いました。

京葉ガスエナジーソリューションは、太陽光から水力などの様々な再生可能エネルギー発電所を全国各地で運営し、現在53ヵ所でおよそ1万世帯分、約60MWのクリーンな電力を地域に供給しています。

西日本において地域の皆さまと小水力発電所の更新事業を展開している京葉ガスエナジーソリューションが、河川環境の維持を目的とするダムの維持放流水を活用する新たな水力発電所の建設について、2017年より検討を開始し、島根県土地改良事業団体連合会(会長:楫野 弘和)や坂根ダムを管理する奥出雲町土地改良区(理事長:村尾 明利)などの協力の上、関係各所と協議を進めて参りました。京葉ガスエナジーソリューションとして初めての維持放流水を活用する水力発電所であり、羽田井地区マイクロ水力発電所(鳥取県大山町)に続く2件目のマイクロ水力発電所になります。

竣工式には、京葉ガスエナジーソリューションや島根県土地改良事業団体連合会、奥出雲町土地改良区、水車メーカーの大晃機械工業株式会社、地域の工事会社の株式会社サンエイトなどの関係者が参列し、事業と地域の発展を祈願しました。

                      竣工式の様子

京葉ガスエナジーソリューションは、マイクロ水力発電所のさらなる普及を目指し、大晃機械工業株式会社などと連携しながら、坂根マイクロ水力発電所をモデルとする発電所や農業用水路を活用するタイプの発電所の開発を推進し、地域とともに持続可能な未来の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

京葉ガスエナジーソリューションの再エネ事業サイト

「地域とともに未来をつくる」

>>https://kges.co.jp/business/renewable-energy.html

【坂根マイクロ水力発電所の概要】

所在地 :島根県仁多郡奥出雲町

発電出力:49.5kw

有効落差:47.46m

水車  :ポンプ逆転水車(小規模でも効率よく電気に変化することが可能)

売電先 :中国電力ネットワーク株式会社

【会社情報】

京葉ガスエナジーソリューション株式会社

代表者 :代表取締役 吉岡 比呂志

所在地 :千葉県市川市鬼高四丁目3番5号

事業内容:再生可能エネルギー、エネルギーサービス、製造設備に関するソリューション、

土木管工事、造園緑化工事、バイオ関連事業他

【本件の問合せ先】

京葉ガスエナジーソリューション株式会社 西日本支店 前田

メールアドレス:eneki-all@kges.co.jp

電話番号   :047-314-5154

配信元企業:京葉ガスエナジーソリューション株式会社

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