世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」が、8月4日(金)~6日(日)にお台場・青海周辺エリアで開催される。2022年には「アイドル総選挙」が初めて行われ、#ババババンビ が1位を獲得。今年のTIFも初日と最終日に出演が決まっている。WEBザテレビジョンでは、メンバーの岸みゆ水湊みお小鳥遊るい、近藤沙瑛子、宇咲にインタビューを実施。1位になって変わったこと、TIFへの思い、意気込みを語ってもらった。

【写真】大きなリボンがトレードマーク、身長145cmの#ババババンビ赤色担当・岸みゆ

■初代1位に恥じない#ババババンビ でいたい

――「TIFアイドル総選挙2022」初代1位に選ばれてから変化はありましたか?

宇咲:たくさんの方から(1位になったことを)コメントで言われるので、ガラッと変わったというよりも、グランプリとしてふさわしいパフォーマンスだったり、普段の行いを「もっとしっかりしなきゃ」と思うようになりました。より一層、気が引き締まりました。

小鳥遊:お仕事をいただいた時に、その頭に「TIFアイドル総選挙2022初代1位」と付けていただくことが多くなったので「もっと頑張らなきゃ。初代1位に恥じない#ババババンビ でいたい」と思うようになったところが一番大きな変化だったと思います。あと、メジャーデビューが決定したこと! TIFアイドル総選挙1位になったことも、大きなきっかけだったんじゃないかなと思っています。

岸:特番以外にも、初代1位っていうことを話題として、いろいろな雑誌の表紙に呼んでいただくことが昨年からすごく増えました。アイドル総選挙初代1位になったことで、#ババババンビ の名前を少しでも多くの人に知ってもらえるきっかけになったのかなと思ったのでうれしかったです。

水湊:初代1位ってとても光栄なことで、TIFだからこそたくさんの方に注目もしていただくことができましたし、私たち#ババババンビ をあのご褒美の地上波での特番で知ってくれた方もいらっしゃたり。#ババババンビ として活動できる機会がライブ以外にも増えたのでうれしかったですし、そうしていろいろなお仕事を通して、本当にすてきな経験をたくさんさせていただけたので、この経験を生かして、これからも頑張っていこうと思います。

近藤:#ババババンビ はコロナ禍でデビューしたグループだったので、思うように活動ができなかった時期もありました。最初に出演したTIFはオンライン開催で、その後は台風や悪天候で中止が重なって。そんな中、去年やっと出られたTIFではメインステージにたくさん出させてもらえて、TIFアイドル総選挙1位になれたので、そこで初めて#ババババンビ を知ってくれた人が多かったと思います。TIFではたくさんの思い出、思い入れもあったので、#ババババンビ として初めての挑戦だったこともあるし、頑張っているところを皆さんに見ていただけたかなと思うので良かったです。

■冠特番放送でいろいろな人から連絡が

――では、プライベートでうれしかった出来事があれば教えてください。

小鳥遊:(TIFアイドル総選挙の)予備選挙投票があったんですけど、その時に私がアイドルをしていることを知らなかった大学時代の友だちがたまたまそのステージを見てくれていて、「アイドルしているんだ。ステージすごく格好良かったよ。最終日投票もした。おめでとう」って連絡をくれたのがすごくうれしかったです!

岸:中学生くらいの時に通っていた塾の先生が冠特番を見てくれたみたいで「岸みゆちゃんがテレビに出てた」ってメッセージを送ってくださったんです。私はなかなか進路が決まらなくて心配をかけていたからこそ、成長を見せられたかな、安心してもらえたかなってうれしく思いました。

水湊:プライベートでは、TIFのフィナーレで「バンビーナ」を披露したんですけど、記事になっているのをメンバーとよく行くご飯屋さんの店員さんが見たらしく「アイドルやっているんだ」って急に言われてびっくりしたということがありました(笑)。

近藤:プライベートでは、冠特番を見てくれたお友達が連絡をくれました。「さえちゃんってアイドルの時もさえちゃんのままなんだね。楽しそうにアイドルしていて安心した」って言ってもらいました。お母さんみたいな友だちです(笑)。

■#ババババンビ が“推す”アイドルは?

――皆さんが注目しているアイドルはいますか?

宇咲:私は#ババババンビ が好きです。みんな裏でも表でもずっとアイドルでかわいいんですよ。ライブや特典会、バラエティーでの表情がいい意味で全部違って飽きないです。ぜひ推してください!

小鳥遊:≠MEさんが大好きなんですけど、#ババババンビメジャーデビューレコードは、≠MEさんと同じキングレコードさんなんです。推しと同じレーベルからメジャーデビューできるなんてうれしいですし、より≠MEさんを応援しようと思いました。

近藤:わーすたさん! 福岡でやったParadoxツアーで初めて見て、それから好きになりました。本当にライブが素晴らしくて、メインステージは別格なので毎年注目しています。オタクってわけではないんですけど、写真集を5冊ずつ買ったことがあります…(笑)。リーダーの廣川奈々聖ちゃんと仲良くさせてもらっているんですけど、たまたま写真を撮っていただいた時に気が合って仲良くなっただけで、近づきたかったからアイドルになったわけじゃないです!

■アニメのタイアップをしたい

――2023年も折り返しの時期となりましたが、年内に達成したいと考えている目標があれば教えてください。

宇咲:#ババババンビ は冠特番をやらせてもらったんですけど、まだ地上波で歌ったり踊ったりしていないので、それは絶対にしたいです。

小鳥遊:#ババババンビ としては、1年の想像がつかないくらい毎年波乱万丈なので、冬の自分が想像つかないですね。とはいえ、メジャーデビューしたのにデビュー日が決まっていないので、今年中にメジャーデビューしたいです。

岸:最近は美声レッスンをやらせていただいていて、以前から「アニメのタイアップをしたいね」って話をしていたので、そういったお仕事にも挑戦してみたいと思っています。あと、メンバーで海に行きたいです! そのために免許を取るか真剣に迷っています。

水湊:コロナも徐々に落ち着いてきたので、ファンの皆さんと会える機会が増えたらうれしいですね。あと、個人的にゲーム実況を見るのが好きなのと、最近ギターを始めたので、自分のYouTubeチャンネルを作って、ゲーム実況楽器演奏など好きなことができたらいいなと思っています。まだ思っているだけなんですけど、このために引っ越してゲーム部屋を作ろうとしていたり、「みなとのチャリンコ」っていうチャンネル名も考えたんです。でも、チャンネル名はお母さんに「それはやめた方がいい」って言われるくらい不評なので、考え直します…。

――では、最後に今年のTIFへの意気込みをお願いします。

宇咲:TIFはアイドルたちにとって、1年の中で一番大きなイベントだと思います。今回はコロナ対策が緩和されて以前のTIFに戻ってきていますし、メインステージがさらに大きくなるということで、より楽しみになりました。今年のTIFの野外のメインステージに立てると信じているので、その時に向けて今から準備していきます!

◆取材・文=大野代樹

#ババババンビにインタビュー/撮影:大野代樹