2023年8月8日に上巻発売の『蛍火艶夜』、かねてより企画されていた電子コミックス限定“特装版”の同日発売が決定いたしました。オトナ仕様となった本編に加え、学生闘争を舞台にした読切『どうして波瀬は笑ったか』、本編一部のネーム・下書き、そして貴重なカラーイラストを収録した超豪華424頁となります。また、特装版は成人済みの方に向けた商品となりますので、ご了承ください。
コミックシーモアにて2022年8月15日より配信開始（https://www.cmoa.jp/title/250426/）以降、「心の調子が良い時じゃないと読めない」「つらいのに何度も繰り返し読んでしまう」「BLジャンルというくくりでは縛れない作品」……と読者から熱狂的な支持を集めた『蛍火艶夜』。8月8日（火）新潮社バンチコミックスより単行本（紙・電子）が刊行、また、同日に電子コミックス限定【うす消し特装版】の発売も決定いたしました。
特装版は本体価格1600円とお値段もオトナ仕様となっておりますが、カメラマンと特攻隊員の一夜を描いた田中志津摩一飛曹編、搭乗兵と整備兵の葛藤する心身を描いた橋内和中尉前後編、搭乗兵同士の劣情を描いた八木正蔵中尉前中後編の計6編、特別描き下ろし『淀野と八木』16頁、イラストが掲載されている後書き……といった通常版の内容に加え、学生闘争と情動を描いた読切『どうして波瀬は笑ったか』、第4話～第6話のネーム・下書き、さらに、希少なカラーイラストを収録した大ボリュームの424頁となっており、価格以上の豪華仕様となっております。
ネーム、下書き、そして原稿には著者自身の葛藤や情熱が溢れており、それらを通して本編内容の解像度がさらに上がること間違いなし。また、特装版本編は通常版本編と異なったオトナ向け加工を施しており、成人向けの商品となりますので、あらかじめご了承いただいた上でお楽しみください。
現在、電子コミックス限定特装版をご予約いただけるサイト様は以下の通りです。
【予約可能サイト】（敬称略）
Kindleストア／BOOK☆WALKER／楽天kobo／honto／yodobashi
また、コミックシーモア・DLsiteほか主要電子書店でも8月8日に発売予定です。
戦時中、そして特攻隊という限りなく生と死が交差する場所において、魂と肉体がどうしようもなく惹かれあってしまった登場人物たちの熱い「いななき」をご体感ください。
試し読みはこちらから→ https://bs-studio.jp/borndigital/159/
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著者コメント
こんなニッチな漫画を手に取って下さり、ありがとうございます。
一見"人でなしの所業"に思えるこんな内容の漫画を描いた理由はただひとつ、
しんどい事の多い生活を送る彼らに1分でも1秒でもいい「気持ちいい」と思って貰いたかったからです。
どうかおゆるし下さい…。
わたしの想いを一番身をもって体現してくれたのは、塚本太郎整備兵です。
下巻も無事出せますよう、引き続き応援よろしくお願いします。
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内容紹介
「このえり巻
先に特攻で逝った人から貰ったんです」
1945年3月、徳島。
報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。
ある晩。
不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――。（『田中志津摩一飛曹編』）
時は第二次世界大戦末期。 苛烈な争いのなか、国の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。 “神風特別攻撃隊”――…。
焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜6編に加え、
特別描き下ろしを1編収録。
濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の上巻。
【電子コミックス限定 特装版】
反芻者続出の話題作、400頁超えの大ボリュームの豪華特装版！収録内容は以下の通りです。
☆オトナ向けの加工が入った本編
☆16頁の特別描き下ろし（※通常版と同内容になります）
★読切『どうして波瀬は笑ったか』
★本編第4話～第6話のネーム・下書き
★カラーイラスト
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著者紹介
amase (ヨミ：アマセ)：漫画家。濃厚な筆致と人物描写で読者の心をつかむ俊才。
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書籍データ
【タイトル】蛍火艶夜 上巻
【著者名】amase
【発売日】2023年8月8日
【造本】電子限定
【定価】1760円（税込）
【URL】https://ebook.shinchosha.co.jp/book/F913781/
配信元企業：株式会社新潮社
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