マンチェスター・シティへの移籍が確定的とみられたクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオ(21)だが、RBライプツィヒのスポーツ・ディレクター(SD)が完全否定した。

カタールワールドカップ(W杯)では20歳ながら出色のプレーを見せ、その価値を高めたグヴァルディオル。日本代表も苦戦すると、チームのW杯3位に貢献していた。

母国のディナモ・ザグレブで育ったグヴァルディオルは、2019年7月にファーストチームに昇格。2021年7月にライプツィヒに移籍すると、ここまで公式戦87試合に出場し5ゴール3アシストを記録していた。

そのグヴァルディオルはシティへの移籍が迫っているとされ、メディカルチェックの初期段階を終えていると報じられていたが、マックス・エベールSDがドイツスカイ・スポーツ』にグヴァルディオルについて語り、移籍の事実を否定した。

「合意はなく、合意のかけらもない」

「とにかく多くのことが書かれており、ヨシュコに関する最新情報は、我々全員を驚かせた。ただ、ご覧の通り、ヨシュコはここにいる。だから、それは真実ではない」

「彼はメディカルチェックを受けなかった。それは我々が知っていることではない。そして彼が我々の陰に隠れてやったとは思わない。なぜなら、彼はプロフェッショナルだからだ」

グヴァルディオル自身はシティへの移籍希望を既にライプツィヒに伝えている。これはエベールSDも認めており、シティと交渉をしていたが、合意には至っていないようだ。

さらに、グヴァルディオルはイタリアでのプレシーズンキャンプに参加中。このままチームに残留する可能性もあると語った。

「我々は非常に良い位置にある。ヨシュコが残留する希望は間違いなくある。我々はそのために戦っている」

「我々はオープンだ。何かをブロックしたり、バリケードを築いたりはしない。ただ、我々にもアイデアがある。我々はそれが実行されるのをみたいと思っている」

「もし実行されなかったとしても、ヨシュコは我々の下に残るだろうし、我々は優れたチームを持っている」