企画部門 大賞  TOKYO FM TOKYO FM 特別番組『清水哲男を偲んで~父の名は詩人』
■CM部門 大賞  FM香川 ぼくはゆうれい20秒
■CM統一部門 「大正製薬/リポビタンD賞」 FM香川 「讃岐アドベンチャーシリーズ1・御山(20秒)」
JFNラジオCMコンテスト2023~ラジオに乗せて、学校アピール~ 最優秀賞 茂木 美穂さん(専修大学/20秒)

TOKYO FMをはじめとする全国FM放送協議会JFN 会長:黒坂修)加盟38社が、放送活動、並びに、新規事業の活性化とクオリティ向上を目指し、社会的影響力や企画力等、JFNグループ全体の発展に大きく貢献した事績を表彰する「JFN賞2023」の各賞が決定し、7月20日(木)に授賞式が行われました。

「企画部門」大賞には、TOKYO FMTOKYO FM 特別番組『清水哲男を偲んで~父の名は詩人』」が選ばれました。優秀賞には、TOKYO FM「ZOZO fes」と、FM福井「ふくいアグリ音楽祭2022」がそれぞれ選ばれました。

「CM部門」の最優秀作品に贈られるCM大賞は、FM香川の「ぼくはゆうれい(20秒)」、第1部門(20秒以内)最優秀賞は、FM栃木の「居留守(20秒)」、第2部門(21秒以上)最優秀賞は、FM群馬の「特殊詐欺対策キャンペーン『疑い』(30秒)」がそれぞれ獲得しました。

また、JFN加盟各社が制作し、優秀作を決する「CM統一部門」では、今回は大正製薬株式会社の協賛を得、「大正製薬/リポビタンD賞」を競い、FM香川の「讃岐アドベンチャーシリーズ1・御山(20秒)」が選出されました。

特別審査員独自の視点から高い評価が認められた作品に対して贈られる特別審査員賞は、弘兼憲史賞」FM長野の「葛飾北斎(40秒)」「谷山雅計賞」FM秋田の「日本語って難しい(20秒)」「箭内道彦賞」K-MIXの「新K-MIX(川崎アナ)(30秒)」がそれぞれ選ばれました。

全国の学生が自身の学校をPRするラジオCMコピーを競うJFNラジオCMコンテスト2023~ラジオに乗せて、学校アピール」は12回目を迎え、専修大学の茂木美穂さんが最優秀賞を、外語ビジネス専門学校中村聡美さんと、HAL東京の杉原翔太さんが優秀賞を受賞しました。

各賞の結果は次の通りです。
  • JFN賞・企画部門
JFN賞・企画部門」は、加盟各社がエントリーした放送・事業・営業活動事例の中から、JFN各委員会委員長から成る「JFN賞選考委員会」にて選定されました。今年の審査対象は、2022年4月1日から2023年3月31日までの間、JFN加盟各社が活動した作品です。今年は、エントリー39社69件の中から、以下の各賞が決定しました。

■大賞
TOKYO FMTOKYO FM 特別番組『清水哲男を偲んで~父の名は詩人』
1979年から1990年まで、JFNの朝ワイド番組「FMモーニング東京」のパーソナリティを務めた詩人・清水哲男氏が、84歳でこの世を去って1年。一周忌を機に、次女・清水あかね氏が父の足跡を辿った。あかね氏は、亡くなって初めて、父の事を何も知らなかったと実感する。ラジオ音源を聴き、父が撮影した映像を見つめ、詩を読み、生前親交のあった詩人・ねじめ正一氏を訪ね、番組スタッフの話を聴きながら父の人生に触れていく。(番組委員会申請)

■優秀賞
TOKYO FMZOZO fes
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOに対し、コロナ禍でライブを観る機会がなかった学生を応援するイベントを提案し、渋谷の2会場で完全無料招待のライブイベントを開催し、Z世代へのブランディングを行った。TOKYO FMは、イベント運営から、告知、ライブ配信と、トータルプロデュースを担って成功へと導き、タイム、WEB、イベント収入を併せて大型出稿を獲得した。(営業委員会申請)

■優秀賞
FM福井/ふくいアグリ音楽祭2022
地域を巻き込み、誰も見たことがない農業PRを実現したいというJA福井県の思いを、農業と音楽を融合させたイベント「ふくいアグリ音楽祭」として形にし、企画運営した。収穫目前の黄金色の田圃の一部を刈り取って巨大ステージ設営し、福井県内の中学校、高校、大学の吹奏楽部によるコンサートを開催。ドローン空撮等で演奏を田園の風景ごと収めた動画は、JA直売所等で放映され、福井県の農業PRに活用されている。(営業委員会申請)

■奨励賞
FM栃木/なす Teen's RADIO PROJECTRADIO BERRY こどもラジオ教室
那須町の中学生が、55分のラジオ生番組制作に挑戦する企画。那須町の「メディア連携食育推進事業」の一環として2018年度から続いている。3回のワークショップと1回の取材活動を経て生放送に挑む体験により、子供達の対話力、表現力、想像力、構成力等を育み、チームワークやメディアリテラシーを醸成するとともに、次世代のラジオリスナー育成にも寄与している。(番組委員会申請)

■奨励賞
FM愛知/DX化への挑戦の一年~ローカルラジオ局でもきっとできる~
コロナ禍でリモートワークを余儀なくされ、紙書類での業務に変革が求められる中、デスク業務全体のDX化を敢行。ノーコード開発ツールにより56の業務アプリを社内で開発した。紙の申請書類をデジタル化してフォーマットを統一化したほか、書類への押印をネット上での承認へ変更した。クラウド利用のため、社外からでも申請や承認、閲覧が可能となった事に加え、電子回覧により大量のコピー書類が不要となり、情報も一元化されて、売上集計も簡便になる等、様々な業務プロセスの改革に繋がった。(総務委員会申請)

■奨励賞
広島FM大窪シゲキの9ジラジ 高校生DJ
大人達が「何を考えているのか分からない」と感じるZ世代と呼ばれる高校生の“いま”を、ダイレクトに感じられる番組企画。生放送2時間のうち、丸々1時間を高校生に開放し、メインDJの大窪シゲキ氏とともに、自らの声で飾らない今の気持ちを発信して貰う。2022年5月からスタートした本企画には出演希望が絶えず、1年足らずで130人を超える高校生が出演した。高校生DJ達の発信力と、一人一人の個性が光る企画となっている。(番組委員会申請)

■地域賞
FM北海道/営業委員会への申請3事績すべての営業企画力と企画実現力
営業委員会へ申請した「札幌市 冬季国内観光客誘致プロモーション」、「自治体・航空会社・ラジオ局が取り組むそれぞれのファンづくり」、「JR貨物 presents Sound of Train」の3事績いずれもが、営業委員会メンバーによる第一次審査で高評価を獲得した。同社には、優れた営業企画力、スポンサー満足とリスナー満足を同時に引き出す企画実現力等、一緒に取り組みを行いたいと感じさせる魅力や期待が存在する。(営業委員会申請)

■地域賞
FM愛知/理工系学生ターゲット!リクルーティング対策番組企画
自動車関連産業を中心にBtoB企業が非常に多い東海地区で、理工系人材の確保が多くの企業の課題となっていることに応えるべく、理工系大学や研究室を直接取材し、優秀な学生達が情熱を傾けている研究や奮闘する姿を紹介する番組を放送。また、学生に向けたアーティストからの応援コメントもオンエアし、学生のモチベーションアップも図っている。本企画の実施のおかげか、学生からの就活エントリー数が約30%アップしたとの報告もあった。
(営業委員会申請)

■地域賞
FM大阪/よしもとラジオ高校らじこー~第5回漫才ワークショップ
小学生を対象にした「漫才ワークショップ」を展開。漫才を作る、演じる事を通じて、子供達の心を繋ぎ、「話し方や伝え方を学び、表現力を養う」、「日常的な会話でのコミュニケーション能力、伝え合う力を高める」、「大阪弁を通して、地元大阪の地域文化に親しみ理解する」、「ボケやツッコミをいっぱい考えて、遊びと学びに親しむ」事を勉強する。これまでに5つの小学校でワークショップを実施し、約250人の児童が参加した。(番組委員会申請)

■地域賞
FM長崎/FM長崎開局40周年記念 ORANGE RANGE 大感謝祭 Live at 稲佐山
あなたのお代が伝説になる
開局40周年事業として企画し、コロナ自粛からの脱却、エンタメ事業の再開を願い実施したイベント。客足が遠のいた状況での野外ライブは集客リスクが大きく、チケット販売だけでは収益が厳しくなると予測し、様々なマネタイズ方式を導入した。入場フリーの投げ銭クラウドファンディング、国内初のライブ写真NFT販売等、新たな取り組みに挑戦し、黒字化を達成した。(営業委員会申請)

■地域賞
FM熊本/旅するくまモンパスポート
新型コロナの影響で落ち込んだ観光産業の早期回復を図るため、旅行者に、安心してお得に県内を巡って貰うLINEアプリの企画を、熊本県のコンペ案件で獲得した。県内の施設をスムーズに検索できるほか、店舗等で使えるクーポン獲得や、スタンプラリー機能を利用しての観光地巡り等、熊本観光の活性化を図った。県内観光にはレンタカーが必須のため、ラジオスポットやネット番組での告知が効果を発揮した。(営業委員会申請)

■特別賞
JFNCJFN/TOKYO FM共同制作瀬戸内寂聴、ラジオ語り。(3』「~寂聴と7人の男たち~」
2021年11月、瀬戸内寂聴氏が逝去した。享年99。寂聴氏が2007年から2016年の約10年にわたってJFNの番組に出演した音源を再構成し、2022年から2023年にかけて4回シリーズでオンエアした番組である。第3回となる本番組では、川端康成氏や石原慎太郎氏といった、寂聴氏と交流のあった7人の男性著名人との交友録に迫った。講談師の神田京子氏を進行役に据え、寂聴氏の逸話に寄席で耳を傾けるような演出を施した。(番組委員会申請)

  • JFN賞・CM部門
JFN加盟38社のCM制作力の向上と、CMを通じて地域社会の文化に貢献する事を目的として優秀CM作品を表彰するのが「JFN賞・CM部門」です。今年の審査対象は、2022年4月1日から2023年3月31日までの間、JFN加盟各社が自社で企画または制作、放送したCMです。斬新な発想や演出と技法、地域性、公共性、影響力(CM効果)が審査基準となります。今年は、エントリー総数129作品の中から、特別審査員長の弘兼憲史氏(漫画家)、特別審査員の谷山雅計氏(コピーライター)、箭内道彦氏(クリエイティブディレクター)をはじめ、JFN各社のCM制作担当者38名による「公開審査会」で、以下の各賞が決定しました。

CM大賞】
FM香川 「ぼくはゆうれい」(香川県危機管理総局くらし安全安心課/20秒)

【第1部門 最優秀賞】 ※20秒以内(エントリー数=51本)
FM栃木 「居留守」(株式会社三和住宅/20秒)

【第2部門 最優秀賞】 ※21秒以上(エントリー数=40本)
FM群馬 「特殊詐欺対策キャンペーン『疑い』」(株式会社エフエム群馬/30秒)

CM統一部門 「大正製薬/リポビタンD賞」】 ※20秒(エントリー数=38社38本)
FM香川 「讃岐アドベンチャーシリーズ1・御山」(大正製薬株式会社/20秒)

地域ブロック
北海道・東北
FM岩手 「SAKURAイントロクイズ」(岩手日産自動車株式会社/20秒)
関東・甲信越・静岡
K-MIX 「助手席」(カースタジアム/20秒)
中部・北陸
FM愛知 「考えて」(株式会社エフエム愛知/60秒)
近畿・中国・四国
FM山陰 「山陰中央新報CM140周年」(山陰中央新報社/60秒)
九州・沖縄
FM鹿児島 「がんばれ効果音」(さつま無双/60秒)

【制作者審査員賞】
FM栃木 「居留守」(株式会社三和住宅/20秒)

弘兼憲史
FM長野 「葛飾北斎」(社会医療法人財団慈泉会 相澤健康センター/40秒)

【谷山雅計
FM秋田 「日本語って難しい」(大正製薬株式会社/20秒)

【箭内道彦
K-MIX 「新K-MIX(川崎アナ)」(静岡エフエム放送株式会社/30秒)

最優秀賞
茂木美穂さん(専修大学/20秒)
優秀賞
中村聡美さん(外語ビジネス専門学校/20秒)
優秀賞
杉原翔太さん(HAL東京/20秒)




配信元企業:株式会社ジャパンエフエムネットワーク

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ