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(写真右:SMA公式サイトより)

今年も新たなブレイクタレントが続々誕生し、お茶の間をにぎわせている。

6月30日には、日本モニター「2023上半期ブレイクタレント(関東地区)」を発表。前年の上半期に比べテレビ番組への出演本数が増えたタレント10組が公表され、1位には前年比+165本の出演となった神田愛花(43)が輝いた。

ブレイクによってテレビへの露出が増えると、「なぜこの人が人気なの?」と疑問に思うこともあるだろう。そこで本誌では、「2023上半期ブレイクタレント」で選ばれたタレントの中から、ブレイクが「納得できる/納得できない」タレントについてアンケートを実施。今回は「ブレイクに納得できるタレント」の結果を公表する。

3位に選ばれたのは、「2023上半期ブレイクタレント」でも1位を獲得した神田愛花。やはりお茶の間から、高い支持を得ているようだ。

’12年にフリーアナウンサーへと転身した後、’18年バナナマン日村勇紀(51)と結婚したことでも注目を集めた神田。今年1月から始まった昼の帯バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)ではハライチらとメインMCを務めているが、9年間NHKで培われたアナウンサー経験がたびたび垣間見える場面もありつつ、たびたび自ら暴露する特徴的なエピソードも相まって、飾り気のない人柄に好感を持つ人は多いようだ。

《良くも悪くも特徴を突き抜けてやり続けたこと》
《ポカポカのMCになったため》
《マルチに活躍されているしコメントも適格だし好感度高い》
《飾り気のない見ていて気持ち良いさわやか

2位に選ばれたのは、元自衛官芸人のやす子(24)。’21年元旦に放送された『おもしろ荘2021新年SP』(日本テレビ系)に出演したことで一気に認知度を高めて以降、年々テレビ番組の出演本数は増加しており、前年上半期が67本だったのに対し、今年は144本と倍以上の結果になった。

物腰の柔らかい口調や「はい~」という特徴的な口癖など、愛嬌のあるキャラクターのやす子。元自衛官ということもあって、番組ではその高い身体能力や特殊な知識を披露することも多い。その一生懸命さや、やす子自身のキャラクターも相まって「ブレイクに納得できる」と感じた人は多かったようだ。

《バラエティ番組で身体を張っている姿をよく見るから》
《メディアにたくさん出演しており、目にする機会が多かったから。出演しているテレビでの好感度もよく感じたので、ブレイクしたのも納得できる。一生懸命なところが好感持てる》
《あまりテレビを見ないけど、ときどきお笑い番組をみると必ず出てるし、見るたびに面白くなってる。いま一番好きな芸人さんです》
《まじめで一生懸命に取り組んでいる姿がいいと思います》

そして堂々の1位には、不思議なキャラクターで人気を博している、あのが選ばれた。現在は映画やバラエティー番組にも出演するマルチタレントとして活躍中。昨年4月には「ano」の名義で、歌手としてもメジャーデビューを果たした。’23上半期に出演した番組は89本と、神田ややす子に比べ少ないながら1位にランクインしたのは、すでに多くの人にその存在が認知されているからだろう。

「ぼく」という一人称や話し方に特徴のあるあの。その独自性の高いコメントも注目を集めており、’22年1月に初めて放送された『あののオールナイトニッポン』(ニッポン放送)以降、あまりの反響ぶりに5月、12月と担当を任されたほど。また今年4月からは、『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送)の火曜日パーソナリティを務めている。

そんなあのが世間から注目を集めるきっかけとなったのは、’21年10月に出演した『ラヴィット!』(TBS系)の放送だろう。出演中、クイズコーナーで終始珍解答をするなど、共演者やお茶の間を困惑させたあの。実はこの裏で『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画が仕組まれており、発言は大喜利芸人による解答だったことが後の放送で明らかに。本人の実際のキャラクターはもちろんだが、当時の印象が強いという声が多く寄せられた。

同時に行った「ブレイクが納得できないタレント」アンケートでも1位を獲得しているが、それも知名度ゆえのランクインといえそうだ。

水曜日のダウンタウンラヴィット!で絶大なイメージを残したから》
《アーティストとしても音楽番組に出てたし、バライティーにも出てるのを何回か観たことあるから》
《個性的なコメント発信が他者より群を抜いている》
《不思議で人に忖度しない感じが今の時代に受けているのだと思うから》
《テレビでよく見る気がするオールナイトニッポンのパーソナリティをやっている》

【’23年上半期 ブレイクが納得できるブレイクタレント】

1位:あの
2位:やす子
3位:神田愛花
4位:ウエストランド
5位:なすなかにし
6位:村重杏奈
7位:呂布カルマ
8位:コットン
9位:五十嵐亮太
10位:槙野智章

調査対象:20歳~60代の男女400人
調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)