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アニメ「おそ松さん~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~」の公開記念舞台挨拶が本日7月22日に東京・新宿ピカデリーで開催され、おそ松役の櫻井孝宏カラ松役の中村悠一チョロ松役の神谷浩史、一松役の福山潤十四松役の小野大輔トド松役の入野自由が登壇した。

【写真】笑顔で手を振る櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由

おそ松さん」の6周年記念として制作された完全新作アニメ第2弾となる「おそ松さん~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~」。ダラダラと怠惰な日常を過ごす6つ子たちの姿を描いた同作の感想を聞かれた櫻井は、まずは映画を観終わったばかりの観客の反応を確かめる。客席から起きた拍手に安心した表情を浮かべながらも、「おそ松さん」らしい不毛な内容に「『6つ子たちはどう生きるか』……そんな感じの映画」と、感想を語るにも一苦労の様子だ。

続く神谷からも、特にこれと言った感想がすぐには出てこない。しかしそんな中でもニートである6つ子は働いている人と休みの概念が違うのだという、神谷の独自の解釈を展開した。一方、面白かったという小野は、これまでのTVシリーズよりも下ネタなどが多くないため家族連れで楽しめるのではないかと語ると、ほかのキャスト陣からは口々にツッコミが入った。

お気に入りのシーンについての質問にも、やはり回答に困るキャスト陣たちだったが、櫻井はトト子のシーンがよかったと述べる。神谷もトト子が好きだと明かし、トト子役の遠藤綾の演技も絶賛。中村もトト子の言葉には「そうかもしれない」と納得してしまう何かがあると納得している様子だ。さらに入野は、たこ焼きの材料を集めるときに、トド松デカパンに電話するシーンがよかったと明かし、トド松デカパンの連絡先を知ってることに驚いたと語った。

最後の挨拶で神谷は「こんな広い劇場が満員ってすごい。そんな話すことないし(舞台挨拶への参加に)あんまり前向きじゃなかったんですけど(笑)、皆さんの顔を見て確信に変わりましたよ。またお会いしましょう」とコメント。中村も「しゃべることはないというのは本当です(笑)。でも特段変わったことをしないのが6つ子。これからも変わらぬ6つ子を演じられるように応援してもらえたら幸いです」と感謝の言葉を述べた。そして櫻井が「なんでもありの作品なので、皆さんもなんでもありで付いてきてくれたらうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。

「おそ松さん~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~」

2023年7月21日(金)期間限定で全国ロードショー

スタッフ

原作:「おそ松くん赤塚不二夫
監督:山口ひかる
脚本:松原秀
キャラクターデザイン:安彦英二
美術監督:田村せいき
色彩設計:垣田由紀子
撮影監督:福士享、赤尾英美
編集:坂本久美子
音楽:橋本由香利
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ 
音響監督:菊田浩巳
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ
配給:エイベックス・ピクチャーズ

キャスト

おそ松櫻井孝宏
カラ松中村悠一
チョロ松神谷浩史
一松:福山潤
十四松小野大輔
トド松入野自由
トト子遠藤綾
ほか

(c)赤塚不二夫おそ松さん製作委員会

「おそ松さん~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~」公開記念舞台挨拶の様子。