アニメ『おそ松さん』6周年記念・新作第2弾『おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～』の公開記念舞台あいさつが22日に都内で行われ、おそ松役・櫻井孝宏、カラ松役・中村悠一、チョロ松役・神谷浩史、一松役・福山潤、十四松役・小野大輔、トド松役・入野自由の6つ子キャストが全員集合。キャスト全員で息ピッタリな爆笑トークを展開した。
【写真】6つ子キャストのソロカット 入野自由はトド松とデカパン距離感に衝撃？
小野は「元気が出るやついくよ！ ハッスル、ハッスル！ マッスル、マッスル！」とひときわ元気なあいさつし、「からの〜？」という入野のあおりにもアレンジを効かせた十四松のセリフを披露。
客席に感想を聞く櫻井は「本当に何も起こらない彼らの日常が描かれているので、皆さんの解釈で楽しんでいただければと思います」と述べると、神谷が「ニートたちと、普通に仕事をしている人たちの“休み”の概念がまったく違うことがわかる問題作」と自身の解釈を。小野は「ホッコリするシーンが多いので家族で観てほしい。（劇場公開が）毎年の恒例行事のようになったら良いですよね」と提案すると、同意の拍手が沸き起こった。
続いて、本作の台本を受け取った時の印象について聞かれると、台本を読む前にスタッフから前作とは違う会話劇になると聞いていた中村は、「まともに喋れる人がおそ松、チョロ松、トド松しかいないので、その3人のやり取りをすごく楽しみにしていたんですけど、ずっとリアクションでしたね（笑）」と自分が想像していた内容とは違っていたとのこと。
辛い日常を思い浮かべながらみんなのテンションが上がっていくシーンが良いシーンだと感じた福山は、「もしかすると僕は疲れているかもしれない…」と笑いながら話していた。入野は、6つ子たちが何も話さない冒頭に収録時は戸惑いを覚えたとのこと。「贅沢な10分間だったと思います」とMCの言葉をそのまま大声で復唱し劇場に笑いを誘った。
また、本作はトト子、にゃー、デカパンなどたくさんのキャラクターが登場。特にお気に入りのシーンを聞かれた櫻井は「やっぱりトト子がすごかった！」と述べると、中村と神谷が激しく同意。「言葉がかかっているかかかっていないか分からないような距離感がいい」と、トト子愛が止まらない。
そして、キャスト陣が恐怖を感じたと話すのが、にゃーの登場シーン。“この世界は時間が進んでいるんだ！”という驚きと同時に、まるで6つ子たちだけが進んでいない世界のようでゾッとしたとキャストならではの視点で本作の楽しみ方を語った。
そんな6つ子たちの新たな一面を見ることができるのも本作の魅力。6つ子の「ベスト松シーン」を聞かれた中村は別録りだったこともあり、他のキャストの演技を予想しながら挑んだところ、一発OKをもらったと自慢げに裏話を披露。「これまでの一緒にやってきた歴史が僕を突き動かしました」とカラ松のようにカッコつける中村に対して軽く流す他のキャスト陣。入野は、トド松がデカパンにスマホで連絡を取っている姿を見て、「連絡先を知っているんだ…そういう距離感なんだ…」と小さな衝撃を覚えたそう。
そのほか、たこ焼きのひっくり返し方のコツを福山が伝授したり、マイクを使わずに話す神谷に中村がツッコミを入れたりするなど大盛り上がり。今作で描かれている6つ子たちの日常をそのまま見ているかのような6つ子キャストの自然体で和気あいあいとしたやり取りを見せた。
最後は、「コントのような内容をオムニバス形式でずっとやっていきたいです」と入野は今後の展望に期待を寄せ、「観に来てくれて…ありが特大サヨナラホームラン〜！！！」と小野が大きく手を広げたいジェスチャーで感謝の気持ちを表現。「皆さまの成長と共に、成長しない彼らを見ながら日々を大いに笑って過ごせたら良いなと思っています」と福山。
「会場も満員でライブビューイングもあって、皆さんの顔を見て来て良かったなと思いました。また会えると良いですね」と神谷が歓声を起こし、「特段変わったことをしないのが6つ子だと思っています。これから先もいつもと変わらな6つ子を我々も演じられるように、応援をよろしくお願いいたします」と中村が意気込みを。櫻井は「この作品は何でもアリなので、皆さんも何でもアリでついて来てくれたら嬉しいです」と感謝の気持ちを述べた。
今回の舞台あいさつでは、本作をそれぞれの“推し松”ごとに楽しむことのできる「推し松上映会」を、東京・名古屋・大阪にて開催されることが解禁された。日程ごとに、おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松、全6回で実施され、上映中は特別に録り下ろされた「推し松ボイス」を使って楽しめる。
さらに、今回の舞台あいさつ映像の見逃し配信も発表。チケットは30日22時まで販売中。いずれも詳細は公式サイトまで。
『おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～』は、期間限定で上映中。
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