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(写真:時事通信

コムドットのチャンネル登録、400万人を切ってしまいました。応援してくれているファンの皆さん、本当に申し訳ありませんでした!」

7月22日にInstagramのライブ配信でこう謝罪したのは、前日21日にYouTubeチャンネル登録者数が400万人を下回った5人組YouTuber・コムドット。現在の登録者数は21日よりさらに1万人減少した398万人(22日19時時点)と表示されており、数字の回復が危ぶまれている。

コムドット’19年以降、目標として掲げた登録者数を毎年達成させ、昨年12月27日には念願の400万人を突破。今年6月下旬には410万人以上の登録者数を記録していたが、7月17日には401万人にまで落ち込んでいた。リーダーのやまと(25)は同日、Twitterでファンにこう呼びかけていた。

《一定数コムドットのチャンネル登録者数400万人切ることを切望してる人いるけど、仮にそうなったらコムドットがメンタル折れてYouTube辞めると思う? ダサいと言われてもバカにされても泥臭く現実と闘っていくので、ファンの皆さんは安心してください 逆境で輝いてこそコムドット

18日に更新したYouTube動画でも、“登録者数を減らしたい層がいる”と主張していたやまと。しかし、グループの活動をめぐってはトラブルが波紋を呼んだばかり。

今月27日にコムドットがプロデュースするイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の開催を控えているが、6月に2人組YouTuber・平成フラミンゴとのイベント出演をめぐるトラブルが露呈。やまとが《被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ》と、“意味深ツイート”したことも物議を醸していた。

「それだけでなく、コムドットがトラブルの経緯を説明した動画でも“平成フラミンゴを責めている”と感じたファンが多くいたようです。コラボの多かった両グループは“コムミンゴ”として親しまれてきただけに、コムドットの強気な姿勢はファンを落胆させてしまうことに。登録者数が減少し始めたのも、トラブルが露呈した時期と重なります。結果的に平成フラミンゴはイベントの出演を見送ることとなり、イベントのチケットもスタンド指定席はまだ完売していません」(WEBメディア記者)

■「コムドットを批判する風潮になりすぎている」「世の中から大きい攻撃を受けた」

冒頭のライブ配信で、やまとは悔しさを滲ませながらこう語っていた。

「自分たちが間違ったことは反省したし、悪いと思ったことは謝ったし。これ以上、俺らがヘコんでる姿を応援してくれているファンの人たちに見せるのは違うんじゃないかっていうか。シンプルにそれはやりたくないっていうのが大きくて」

また5人は、登録者数400万人を切ったことがネットニュースで大々的に取り上げられたことにも言及。

やまとは「ここで一番まずいのって、俺らとファンの応援したいと思ってくれている皆んなの気持ちが折れちゃうことなんですよ」と語り、「関係ない人たちがパッと見にきて、パッとコムドットを批判する側につきやすい風潮になりすぎている」と指摘。だが、「悔しいのは大前提として、ここに来てこの展開はドラマがありすぎて人生的に見たときに面白すぎる」とポジティブに受け止めていた。

一方、22日放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、やまとゆうた(24)が「100kmサバイバルマラソン」に挑戦するなど、コムドットは地上波でも存在感を発揮している。しかし、強気な物言いが物議を醸すなかでのテレビ出演は、“ファン離れ”を加速させてしまっているようだ。ネット上では冷ややかな声も上がっている。

コムドットテレビも出始めてなんか大きくなりすぎたのかね。器もでかくなればいいのにー》
やまとツイートが酷すぎてそれを律するのが仲間なのにまさかの相乗りでメンバー総意の動画が決定づけたね。その瞬間からコムドットは終わってしまった。そのあと何をみても楽しめない》

「今年4月から冠番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)がレギュラー化し、GW中は同局のアンバサダーを務め“電波ジャック”も果たしました。主にフジテレビがコムドットを猛プッシュしているようです。

『地元ノリを全国ノリに』をスローガンに活動している彼らですが、テレビでは“プロ”との差が浮き彫りになっていることも指摘され始めています。先日放送された『2023FNS歌謡祭 夏』では、レゲエグループの湘南乃風とのコラボパフォーマンスを披露しましたが、視聴者からは“歌唱力が追いついていない”との声も上がっていたのです。

こうした露出が増えるなか、登録者数400万人を切ったことを、メンバーのひゅうがさん(24)はTwitterで発表したコメントのなかで《世の中から大きい攻撃を受けた》と表現。メンバー全員がどこか被害者のような態度をとることは、今後の活動に影響を及ぼしてしまうかもしれません」(芸能関係者)

果たして、「逆境」に打ち勝つことはできるだろうか――。