ウィンブルドン選手権の会場、オールイングランドローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)のパトロンを務め、毎年大会を観戦に訪れているキャサリン妃。観戦時のファッションでも注目を集めるが、今年はウィンブルドンの芝とマッチしたグリーンのルックで会場に。キャサリン妃が魅せた3つの異なるグリーンルックを振り返ろう。

【写真】キャサリン妃、ウィンブルドンで魅せた3つのグリーンルック

★大会2日目 ミントグリーンのジャケットでダイアナ妃を思わせるコーデ

 現地時間7月4日、大会2日目にして今年初めてウィンブルドンを訪れた妃は、爽やかなミントグリーンのジャケットに白いプリーツスカート、ジャンヴィトロッシの白いパンプスをコーデして会場を訪問。センターコートで初期ラウンドの試合を観戦したほか、外のコートで若手選手の様子もチェックした。

 ジャケットはフランスのブランド、バルマンのもので、妃が同ブランドを公の場で身に着けるのはこれが初めて。ミントグリーン地に、白いステートメントボタンと広めの襟が特徴的で、80年代を思わせるデザイン。また、ブレザーとプリーツスカートを合わせるコーデは、夫ウィリアム皇太子の母ダイアナ妃が得意としたもので、亡きプリンセス・オブ・ウェールズをを彷彿とさせると話題になった。

★女子シングルス決勝戦 ライムグリーンのツーピースドレス

 7月14日に行われた女子シングルス決勝戦には、テニスボールを思わせるライムグリーンのツーピースドレスをチョイスイギリス発のブランド、セルフ・ポートレートのもので、ウエストをベルトで強調した半袖ジャケットと、Aラインのシフォンのプリーツスカートが印象的。この日はAELTCのパトロンとして、優勝したマルケータ・ヴォンドロショーヴァにトロフィーを授与。コートの芝と調和しつつも、より鮮やかなカラーで美しさが際立った。

★男子シングルス決勝戦 エメラルドグリーンのタイトなワンピース

 そして大会最終日、7月16日に行われた男子シングルス決勝戦には、夫ウィリアム皇太子ジョージ王子、シャーロット王女と一緒に観戦。セルビアノバク・ジョコビッチスペインカルロスアルカラスの戦いを一家で見守った。この日は、ロンドンを拠点とするブランド、ローラン ムレによるエメラルドグリーンのタイトなワンピースをチョイス。ヌードカラーのパンプスをコーデし、エレガントな装いを見せた。

 なおキャサリン妃は、どのコーデにも「ウィンブルドンパープル」と「ウィンブルドン・グリーン」をモチーフにしたリボンを胸元にプラス。これは、AELTCの会員のみが身に着けることが出来るパトロンの証だそうだ。

キャサリン妃、ウィンブルドンで魅せた3つのグリーンルックを振り返り! (C)Zeta Image