バルセロナユヴェントスのプレシーズンマッチが中止となった。23日、バルセロナのクラブ公式ツイッターが伝えている。

 現在、『Soccer Champions Tour 2023』に参加しているバルセロナはアメリカに滞在している。同プレシーズンには、バルセロナのほかにレアル・マドリードミランユヴェントスマンチェスター・Uアーセナルが参加。22日には、バルセロナユヴェントスの試合が行われる予定だった。

 だが、試合当日になってバルセロナvsユヴェントス戦は急遽中止に。バルセロナのクラブ公式ツイッターは、次のように中止の理由を説明している。

バルセロナの相当数の選手がウイルス性胃腸炎に罹患したため、22日19時30分(現地時間)から『リーバイス・スタジアム』で予定されていたユヴェントス戦を中止する」

 また、同ツイッターはバルセロナジョアン・ラポルタ会長のインタビュー動画も公開。ラポルタ会長は「厳しい打撃だ。選手たちが早く回復することを願っている」とコメントしている。

 今後、バルセロナは26日にアーセナル戦を控えている。クラブ公式ツイッターは「バルセロナは『SoFiスタジアム』で行われる予定のアーセナル戦をファンの皆さんに観戦して楽しんでもらいたいと思っている。両チームは緊密に連絡を取り合っており、予定通り試合が行われることに最大の自信を持っている」と伝えている。

 スペイン紙『ラ・バングアルディア』が23日に報じたところによると、現時点でウイルス性胃腸炎の影響を受けているのは15人。なお、体調不良者がさらに増加する可能性も「全く否定できない」と伝えており、今後の状況推移に注目が集まる。

【動画】バルサのラポルタ会長も落胆「早期回復を願っている」

バルセロナvsユヴェントス戦が中止に [写真]=Getty Images