横浜FCは22日、元日本代表FW三浦知良(56)がポルトガル2部のオリヴェイレンセへ再び期限付き移籍することを発表した。

三浦はブラジルの名門・サントスでプロキャリアをスタート。その後日本へ戻り、ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)、ジェノア(イタリア)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸横浜FCシドニーFC(オーストラリア)でプレー。2022シーズンはJFL鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍していた。

自身初のJFL挑戦となった三浦は18試合に出場し2得点を記録。すると2023年2月にポルトガル2部のオリヴェイレンセへと期限付き移籍する。

55歳で再びヨーロッパへの移籍となった三浦。リーグ戦で3試合に出場し、ゴールはなかったものの、最終戦ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)も受賞するなど愛されて期限付き移籍期間が終了していた。

その三浦はシーズンが終了し帰国。横浜FCや鈴鹿など古巣でトレーニングを重ね、自身の移籍にも様々なクラブの話を聞いているとしていたが、再びポルトガルに渡ることに。横浜FCは、期限付き移籍を前提した調整に入るため渡航することが決まったと発表していた。

改めてヨーロッパでのプレーを続けることとなった三浦は、クラブを通じてコメントしている。

「ファン・サポーターの皆様へ。2023年2月より期限付き移籍をしていましたUDオリヴェイレンセ(ポルトガル)にて再びチャレンジをすることを決めました」

ポルトガルの地で新たなサッカーや文化に触れ、リーグ特有の攻撃的なスタイルの中で、まだまだ成長できるという自信と、自分自身への期待を胸に日々サッカーと向き合いたいと思います」

「えてくださるすべての方への感謝の気持ちを忘れず、1試合でも多く、1分でも長くピッチに立ち、チームの勝利に貢献したいと思います。Boa Sorte」