マンチェスター・ユナイテッドフランス代表DFラファエルヴァランは新加入の元カメルーン代表GKアンドレ・オナナの加入を歓迎しているようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

今夏、長らくゴールマウスを守ってきた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが契約満了により、退団したユナイテッド。デ・ヘアの後釜としてオナナに白羽の矢を立て、インテルから移籍金総額5500万ユーロ(約86億8000万円)で獲得した。

オナナは22日に行われたアーセナルとの親善試合に出場することはなかったものの、20日にはアメリカへと飛び立ち、プレシーズンツアー中のチームに合流。21日には新たなチームメイトたちと共に練習を行ったようだ。

ポジション柄、そんなオナナと連携を取ることも多くなりそうなヴァランがコメント。オナナの能力の高さに期待を寄せている。

「彼(オナナ)はそのクオリティと共にやって来る。彼はボールの扱いに長けているし、ボールを持つことに慣れている。ディフェンスに多くの自信をもたらしてくれる。彼とプレーするのが待ちきれないよ」

昨シーズンはデ・ヘアのぎこちないビルドアップが失点に繋がることもあったユナイテッド。オナナは持ち前の足元のうまさを発揮し、アヤックス時代からの恩師であるエリク・テン・ハグ監督の目指すサッカーを体現することができるだろうか。