アメリカ生まれのシーフードレストラン「レッドロブスター」は1968年の創業以来人気を博し、現在、全世界で740店舗を展開している。日本では1982年に1号店がオープンし、2022年に40周年を迎えた。そんな「レッドロブスター」では2023年7月4日から、「Summer Shrimp Carnival(サマーシュリンプカーニバル)」を開催中。この時季にぴったりのエビ料理が楽しめる。

【写真】ロブスターのこの迫力!さまざまな調理法で楽しめるのが魅力

夏バテにはエビ!?実は夏にこそおすすめしたい!

「レッドロブスター」は、店名にあるようにロブスター料理がいつでも食べられるシーフードレストラン。カナダ最大のロブスター提供業者と業務提供し、素材の鮮度を維持し、生きたまま最良の状態でロブスターを空輸。店舗にはロブスターが入った水槽があり、オーダー時も生きたロブスターをテーブルまで運んで見せてくれる。ロブスターをはじめ、エビやカニ、貝類など、魚介をさまざまな料理で食べられるのが「レッドロブスター」の醍醐味。普段なかなかお目にかかれないシーフード料理が並ぶ。

今回のフェアでは、4種の限定メニューが登場。そもそも、なぜこの時季にエビフェアだったのか?実は、エビには夏バテ防止にいいとされる成分が含まれているそう。例えば、「グリシン」。最近、睡眠の分野で耳にすることが多い成分だが、朝の目覚めがスッキリする、深い眠りにつける、体の深部体温を下げて眠りやすい体を作るといった効果があるといわれている。十分な睡眠は夏バテ対策のひとつ。ということで、グリシンを含むエビは、夏バテにもおすすめというわけだ。

さらに、エビにはビタミンEが含まれるが、これは夏の肌荒れや乾燥肌、吹き出物など、夏の肌トラブルにいいとされる。強い紫外線を浴びるこの時期、肌の表皮にできる活性酸素を中和する働きの抗酸化作用も期待できるそうで、これが夏こそエビ!の理由のひとつに。

■とにかく数を食べるなら「スプラッシュシュリンプ

「レッドロブスター」のグランドメニューであり、シーフードレストランの定番スターターといえば「カクテルシュリンプ」。殻ごとボイルすることで新鮮なおいしさを閉じ込め、エビの風味を存分に味わえるメニューだ。今回は、エビ36尾のカクテルシュリンプクラッシュアイスに盛り付けた「スプラッシュシュリンプ」(1969円)が登場。

逆さにしたバケツが氷の上に鎮座したこのメニュー。目の前でバケツを持ち上げると、大量のエビがクラッシュアイスにダイブするので、これはぜひ動画で抑えておきたい。たっぷりのエビが氷の上に山盛りになっている様子は見ているだけでも幸せ!ひたすらエビを食べられる至福のメニューだ。

別添えのソースは3種。通常のカクテルシュリンプにも付属する「カクテルソース」は、西洋わさびレモンで味付けしたケチャップベースのソースで、間違いない組み合わせ。今回初登場なのが「スパイシーライムソイソース」。パクチーとライムに唐辛子の辛さをプラスしたエスニックな味わいで、醤油ベースなので食べやすいソースとなっている。

もうひとつが「ロブスターマヨソース」で、記者的にはこれが一番おすすめ。ロブスターの風味を効かせたマヨネーズベースのソースで、辛さもないので老若男女誰もがおいしく食べられそう。このソースはフェア後も残して欲しい…!

トロピカルな夏を感じる「マンゴーガーリックシュリンプ

スプラッシュシュリンプ」は36尾あるが、エビ好きならひとりでも食べられてしまいそう。だが、エビメニューはほかにもあるので、ここはシェアして楽しむのがよいだろう。次にトライしたのが「マンゴーガーリックシュリンプ」(2739円)。ガーリックシュリンプというとクルッと丸まった殻ごとのエビを想像するが、「レッドロブスター」のフェアでは20センチ近くある大エビ「シータイガー」を使用している。

エビを開いた状態で焼き上げ、マンゴーサルサをトッピングした、食べ応え抜群の夏仕様なガーリックシュリンプになっている。グリルすることで程よく水分が抜けて旨みが凝縮され、トロピカルマンゴーサルサとマッチ。辛さもないので食べやすく、うっかり全部ひとりで食べきってしまいそうなおいしさだった。

■1品でも満足感のある「シュリンプの冷製カッペリーニ~ハリッサ仕立て~」

食事メインで愉しむなら、暑い夏にぴったりの冷たい麺がおすすめ。フェア中食べられる冷たいパスタが「シュリンプの冷製カッペリーニ~ハリッサ仕立て~」(1859円)だ。エビがきれいに並べられた“ドーム”にうっとりするが、この中に細いパスタ、カッペリーニが隠れている。

味付けにはハリッサを使い、刺激的な辛さ。ちなみにハリッサは近年話題になっている唐辛子を使ったチュニジア生まれの調味料。トマトの旨みとエビの風味が加わって辛さの中にコクが感じられる、さっぱり+旨辛の冷製パスタになっている。上に飾られている揚げたエビの頭がかなりポイントで、エビの旨みと甘味がアクセントになっていて、これがあるとないとでは各段に味わいが変わる。

■前菜にも食事のおともにもなる「冷製マンハッタンシュリンプチャウダー

暑い夏には冷たいスープも欲しくなる。あまり食欲がないという時にもさまざまな食材が入って食べやすいスープは強い味方。「冷製マンハッタンシュリンプチャウダー」(1089円)はトマト、キュウリ、ズッキーニといった夏野菜をたっぷり入れた具だくさんのスープで、2種類のエビを飾り、エビの旨みもプラス。ピリ辛な味付けが食欲をそそる。

前菜として食べると、胃が刺激され食欲を呼び起こしてくれそう。料理と一緒に食べたり、お酒と料理を楽しんだあとにシメとして食べたりしてもいい。「レッドロブスター」のシグネチャーメニューでもあるスコーン風のサイドメニュー「チーズビスケット」(2ピース385円)と合わせて食べるのもおすすめ。

とにかく、個性豊かなフェアメニューは食欲をそそるものばかり。おいしいものは、食欲が落ちてしまいがちな夏でも食べたくなる。今しか食べられないエビ料理で暑い夏を乗り切ろう!

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「Summer Shrimp Carnival」のメニュー