今季9勝目を狙う大谷は日本時間29日に登板予定だという(C)Getty Images

 現地7月23日(日本時間24日)、エンゼルス大谷翔平は本拠地で行われたパイレーツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で今季36号ソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

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 初回、1死走者なしでこの日の第1打席が回ってきた大谷はパイレーツ先発右腕のミッチ・ケラーが投じた内角低めのカットボールを強振し、打球はあっという間にセンターのスタンドまで届いた。打球速度は112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離は410フィート(約125メートル)、打球角度は19度を計測。滞空時間はわずか4秒の弾丸ライナーで今季36号を放った。

 この日も一発を放ち、現地を大いに沸かせた大谷翔平。そんな二刀流の次回先発登板日を指揮官が試合前に明言した。

 現地ニュースサイト『Beloit Daily News』は記事を配信し、大谷翔平が現地28日(日本時間29日)に敵地で行われるブルージェイズ戦に先発登板することが決まったと伝えた。同メディアによると、エンゼルスフィル・ネビン監督はこの日の試合前に大谷が同日に先発することを明言した。

 前回登板から中6日の間隔を空けることとなったが、その理由についてネビン監督は「(アトランタで)予想される湿度や気温を考えると、右手のマメに影響するかもしれない。その話を彼にしたら、最終的な先発登板数は変わらないということで同意してくれた。2日続けてのデーゲームでの先発登板は避けることになった。休養のためにもナイターでの登板の方がいい」と説明した。同監督は現地の猛暑と湿度を考慮してデーゲームを避ける中6日での登板を決めたようだ。

 前回登板では今季8勝目の白星を手にしたものの、自己ワーストとなる4被弾をするなど5失点を献上した大谷翔平。ここ最近は右手の爪やマメの影響を受けながら登板している二刀流だが、次回登板では快投を披露して今季9勝目を飾ることができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

大谷翔平の次回登板は日本時間29日に決定 ネビン監督はデーゲームの猛暑を考慮「休養のためにもナイターがいい」