道徳を作った思想家・孔子

古代中国の思想家・孔子の言葉。道徳を作った人です。孔子の遺した言葉を聞いたことがあるでしょう。しかし、一つひとつの意味がとても深く、素晴らしいので、何度も聞くにふさわしいし、聞くたびに新しい感慨があるものです。

だからこれを、自分の身に置き換えてみたら、グッとくる言葉がいっぱいあるはず。今回は、ハッピーに生きるための、女子のための孔子の言葉、超訳とともに紹介します。

働く女子にオススメの孔子の言葉6選

01
巧言令色、鮮し仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)。

人と会話をする時、たくみに言葉を使って、愛想を振りまいても、そこに気持ちが入っていないと、結局相手には伝わりません。誠意をもって接しましょう。

02
おのれの欲せざるところ、人に施すことなかれ。

自分がされたくないことは、人にもやってはいけません。人のことを思いやって、行動しましょう。

03
学は及ばざるがごとくす。なおこれを失わんことを恐る。

学ぶということは、追いかけても追いかけても、目標を見失いがちになるもの。いつもそんな不安を持ちながらも、学び続けるしかないんです。学び続ければ、いつかは本当の目標にたどり着きます。

04
子曰く、人の生くるや直し。これをしいて生くるは、幸いにしてまぬがるるのみ。

人は本来、まっすぐに生きていくものです。それを歪めていられるのは、たまたまラッキーだっただけ。人はもっと正直に生きたほうが気持ちいいし、自分らしいんです。

05
人のおのれを知らざるをうれえず。人を知らざるをうれう。

他人が自分の価値や実力を知ってくれないことを、気にする必要はない。それよりも、自分が他人の価値や実力を知らないことを気にかけるべきです。いつも一生懸命頑張れば、評価は後からついてくるものです。

06
子曰く、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし。

自分のことしか考えない人が陥りがちなのは、「恣意(意地)」、「思い込み」、「固執(執着)」、「我欲」の四つ。これを断つように、意識していきましょう。これらから離れた時、心は本当に晴ればれしています。

働く女子がハッピーに生きるため大切なことは?女子にオススメの孔子の言葉