お笑いコンビ・TKOの木下隆行(51歳)が、7月23日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。撮影会イベントのMCをやったことがある経験から、リアルな「水着撮影会」の現場の様子を語った。

番組はこの日、開催直前でイベント中止となって物議を醸した、埼玉県営プールを使用した「水着撮影会」について、今後の開催に向けて埼玉県公園緑地協会が「禁止する水着やポーズ」のルールを提示したことを紹介。

ファッション誌「ViVi」専属モデルでタレントの藤井サチは「今回のルールは、主催者側が全参加者の行動をコントロールできなかったことに加えて、カメラマンの良識がなかったことを解決するためのガイドラインになると思う。ルールがあった方がむしろ“表現の自由”は守られていくのではないか」とコメントした。

千原ジュニアは「ルールに基づいて、県営プールのスタッフが『それダメですよ!』と注意することになるのか?」と疑問を浮かべると、木下は「水着撮影会のMCをさせてもらったことがある」と挙手。

ジュニアが「どんな仕事してんねん!なんでMCがいるの?」と聞き馴染みのない仕事内容に驚くと、木下は「基本的には、撮影会を進行する役割だったが、カメラマンもモデルもテンションが上がってしまい、行き過ぎた行動を起こすことがあったので、MCがそれを注意していた」とMCの役割を説明し、加えて「今後はルールに基づいて、参加者たちの行動をジャッジする人が立ち会わないと、こっちもしんどくなる」と話した。

出演者から「現場でモデルが所属する事務所のスタッフが見守っていないのか?」と問われると、木下は「その場にいるが、スタッフから『ダメです』と言われると、カメラマンのテンションが下がってしまうので、僕らMCが注意する役目を担っていた。その場にいて感じたのは、カメラマンからお願いされたポーズに対し、モデルから『できない』と言うのはとてもつらいことなんだと感じた」と明かした。