松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、物語に新たに登場する中村七之助、深水元基、淵上泰史、山田真歩、和久井映見、高畑淳子の扮装(ふんそう)写真が公開された。

【写真】ムロツヨシ“秀吉”の母・仲を演じる高畑淳子の扮装ショット

■中村七之助が、最高の頭脳の持ち主・石田三成を演じる

七之助は、家康(松本)が最も戦いたくなかった男・石田三成を演じる。巨大な豊臣政権の実務を一手に担う、才気あふれる最高の頭脳の持ち主。家康もその才能に惚れこむが、秀吉(ムロツヨシ)亡き後、太閤への忠義を重んじる三成は家康と対立、激しい駆け引きの末、関ケ原での大一番に臨むことになる。

■加藤清正・福島正則…豊臣家家臣の名将たちが登場する

また、淵上が豊臣の命運を握る名将・加藤清正を演じる。幼い頃から秀吉(ムロツヨシ)に仕えてきた豊臣家の名将。文武に優れ、小牧長久手の戦いで徳川軍と対決した際は、その強さを実感する。後に家康と親交を深め、ポスト秀吉時代のキーマンとなる。

続いて、深水は小姓時代に秀吉から才能を認められた猛将・福島正則を演じる。情に厚く、真っすぐな性格で、石田三成と対立を深めていく。秀吉の死後、いち早く家康方につき、豊臣家分裂の引金をひく、という役どころ。

■山田真歩らが、ムロツヨシ“秀吉”の家族として登場

さらに、秀吉の母・仲を演じる高畑は、尾張の農民出身だが、今は「大政所」と呼ばれている。人質として徳川家に送られるなど、息子のとどまるところを知らない欲望に振り回され、あきれるばかり、という役どころだ。

そして、秀吉の妻・寧々を演じる和久井は、秀吉の出世を陰に日向に支える、正妻にして恋女房。「北政所」とも称される。暴走する秀吉を厳しく叱り、たしなめることもできる稀有な存在。豊臣と徳川を繋ぐ政治家の一面も持つ、という役柄。

山田が演じるのは、秀吉の妹・旭。家康を屈服させたい兄・秀吉の思惑で夫と離縁させられ、人質として家康のもとへ嫁ぎ、正妻となる。田舎育ちの純朴な心優しい女性で、自分の役目を全うしようと、懸命に家康に尽くす。

石田三成を演じる中村七之助/(C)NHK