セルティックは24日、江原FCから韓国人FWヤン・ヒョンジュン、釜山アイパークから同MFクォン・ヒョクギュを獲得したことを発表した。

 発表によると、セルティックは国際的な承認を条件としてヤン・ヒョンジュンとクォン・ヒョクギュの両選手ともと2028年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、ヤン・ヒョンジュン背番号は「13」、クォン・ヒョクギュは「22」に決定した。

 また、移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、ヤン・ヒョンジュンは200万ポンド(約3億6300万円)、クォン・ヒョクギュは100万ポンド(約1億8100万円)で加入するようだ。

 2002年5月25日生まれで現在21歳のヤン・ヒョンジュンは右ウィングを本職とするアタッカー。2021年1月から江原FCに在籍し、昨シーズンはKリーグ(韓国1部)でリーグ年間若手最優秀選手に選ばれていた。また、U-23韓国代表に選出されているほか、昨年9月にはA代表にも招集されていた。

 2001年3月13日生まれで現在22歳のクォン・ヒョクギュは中盤でプレー。釜山アイパークの下部組織出身で、2019年9月にトップチームデビューを果たした。U-15から世代別の韓国代表に選出され、現在はU-22やU-23の同代表でもプレーしている。

 なお、セルティックには古橋亨梧前田大然旗手怜央、小林友希、岩田智輝といった日本人選手が所属しているほか、韓国代表FWオ・ヒョンギュも在籍しているなか、さらに韓国人選手2選手が加わり、日韓の選手だけで8人が在籍することとなった。

 また、今夏新指揮官に就任したブレンダン・ロジャーズ新監督にとっては、オーストラリア代表FWマルコ・ティリオ、ノルウェー人MFオーディン・チアゴ・ホルムに続き、ヤン・ヒョンジュンが3人目、クォン・ヒョクギュが4人目の獲得選手となった。

セルティック加入が決定したヤン・ヒョンジュンとクォン・ヒョクギュ [写真]=Getty Images