モルディブは7月16日に、今年100万人目の観光客を迎えました。昨年8月12日に100万人目の観光客を迎えたのに対して、今年は1ヶ月早い達成となり、イブラヒム・モハメド・ソリ大統領が掲げる2023年末までの観光客数180万人という目標達成に向け、順調に進んでいます。
2023年の100万人目の観光客は、ブリティッシュ・エアウェイズのBA061便で家族と一緒に到着したイギリス人のアントン・パブロフ氏でした。一家は文化的なパフォーマンスとともにイベント会場に案内され、モルディブ観光省（MOT）、モルディブ・マーケティング＆PR・コーポレーション（MMPRC）の高官による歓迎を受けました。今年の100万人目の旅行者であるアントン氏は、モルディブ政府観光省、MMPRC、MACL、モルディブ入国管理局、観光業界から、モルディブでの休暇に欠かせない地元産の製品を集めた、記念の特別ギフトパックを受け取りました。
MMPRCが今年実施した画期的なマーケティングイベントの中でも、ビジット・モルディブ・ストーリーテラーズ・カンファレンス2023（2023年5月30日～2023年6月2日）は、今後数ヶ月の間にモルディブへの入国者数をさらに増やすことを期待されています。モルディブへの入国者数を増加させるためにオフ・シーズンに開催されたこのイベントは、モルディブの様々な地域が同時に紹介され、ビジット・モルディブのソーシャルメディアだけでも89,517,434のリーチを獲得し、世界的に大きな存在感を示しました。このイベントの副次的な活動でモルディブの様々な地域が広く発信されたことで、モルディブへの入国者数はさらに増加し、モルディブの国全体に分散されると予測されています。
MMPRCは、モルディブ大統領の年間観光客数目標である180万人を達成するため、より多くの観光客を誘致するためのマーケティング活動を戦略的に行っています。モルディブへの入国者数を増やすために、航空会社、旅行会社などの世界中のステークホルダーと協力するなど、様々なデスティネーション・マーケティング活動を通じて、モルディブのプロモーションを積極的に行っています。その結果、モルディブの上位入国市場のほとんどが、パンデミック前の入国者数をすでに上回っています。今年のモルディブの上位5市場は、ロシア、インド、イギリス、中国、ドイツです。インドは特にパンデミック後、一貫して入国者数トップの座を維持してきました。インドは2021年にパンデミック前の入国者数を上回り、現在入国者数第2位にランクされています。インドからモルディブへの訪問者数は117,131人で、1位は2023年7月15日までに117,198人を記録したロシアです。さらに、今年は英国から84,763人、中国から77,202人、ドイツから69,074人の旅行者がモルディブを訪れています。英国とドイツは2022年までにパンデミック以前の入国者数を上回りました。モルディブが伝統的に最も得意としてきた市場のひとつである中国市場が、コロナの流行開始以来、トップ5に入ったのは今年が初めてです。
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