今年は、明治6（1873）年に千葉県が誕生してから150年の節目の年です。千葉県立現代産業科学館（千葉県市川市）では、これを記念して、千葉県内で見られる過去から現在の星空をテーマに特別なプラネタリウムを上映します。
世界的に有名なプラネタリウム・クリエーターの大平 貴之氏が、新作プラネタリウム「千葉の星めぐり-150年の歩みとこれから-」を制作。ローカル鉄道の線路沿いや、渓谷の神秘的な空間、産業の発展を感じる工場群などの上空に広がる星空を、超高解像度投影システム「MEGASTAR-FUSION」で再現します。
8月13日（日）、14日（月）には大平氏が来館し、解説会も行います。
１ プラネタリウム・クリエーター 大平 貴之氏と「MEGASTAR-FUSION」
大平 貴之(おおひら たかゆき)氏（有限会社大平技研代表取締役）は、小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、それまでの常識をはるかに超える投影機を次々と開発。現在は、日本のみならず世界各地にプラネタリウムを設置するほか、イベントプロデュースや他分野とのコラボレーションなど活躍の場を広げています。
大平氏が開発した「MEGASTAR-FUSION(メガスター-フュージョン)」は、鮮明な星の再現が可能な光学レンズ式と、さまざまな映像を重ねられるデジタル式の技術を融合したプラネタリウムシステム。光学レンズ式で鮮明に再現された星に、デジタルの高画質プロジェクターにより周辺の風景や飛行物などの映像を重ねることで、臨場感のある星空を再現します。
２ 上映プログラム
■千葉の星めぐり-150年の歩みとこれから-【新作】
ローカル鉄道の線路沿いや、養老渓谷の神秘的な空間、産業の発展を感じる東京湾岸の工場群など、県内10か所以上の風景を実際に撮影して新作プログラムを制作しました。
150年前の過去とそこから続く現在の星空のもとへ皆さまをご案内します。
日程 8月4日（金）～23日（水）
9:45～10:15、13:15～13:45、15:45～16:15
■スタークルーズ
宇宙最速を誇る宇宙船に乗って、太陽系の惑星を巡る旅へ。太陽系を飛び出し、137億光年かなたの宇宙の果てまで旅した後に地球に帰還するとそこは…。
時空を超えた宇宙旅行の物語をお楽しみください。
日程 8月4日（金）～13日（日）
11:00～11:30、14:30～15:00
■星のある風景
星空観測の天体ドームが開くと、一面に広がる荘厳な星空の世界。旅客機に乗り、星空の世界へ飛び立ちます。
世界各地の星の絶景を、まるで現地にいるかのような臨場感とともにお届けします。
日程 8月14日（月）～23日（水）
11:00～11:30、14:30～15:00
３ 関連イベント
■大平貴之氏 上映解説会
「MEGASTAR-FUSION」の開発者である大平貴之氏が、生解説を行います。
日程 8月13日（日）、14日（月）1日2回実施
13:15～13:45、15:45～16:15
■サイエンスドームギャラリー・ミニ展示「MEGASTARへの道」
大平氏が学生時代に製作した投影機などを展示し、世界最先端のプラネタリウム投影システム「MEGASTAR-FUSION」開発に至るまでの軌跡を紹介します。
■地域連携事業
千葉県立現代産業科学館に隣接するニッケコルトンプラザ、市川市生涯学習センターと連携して、以下のイベントを開催します。
・本の読み聞かせ会「宇宙と星の世界をたのしもう」
日程 7月21日（金）
市川市生涯学習センターの職員が宇宙と星に関する本の読み聞かせを行います。
・宇宙や星に関連する書籍の販売コーナー
日程 7月15日（土）から
ニッケコルトンプラザの「有隣堂」（書店）で、宇宙や星に関連する書籍の特設コーナーを設置します。
４ 開催概要
会期 8月4日（金）～23日（水）（期間中は休館日なし）
上映時間 1日5回上映、各回30分（要事前予約）
予約方法 7月30日（日）から予約開始（先着順）
館のホームページから予約
http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
料金 一般500円、高校生・大学生250円（入館料含む）
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人無料
会場・交通
・京成本線【鬼越駅】徒歩約13分
・自動車【京葉道路京葉市川インター】約5分
問い合わせ
千葉県立現代産業科学館
TEL 047-379-2000
E-MAIL gensan@mz.pref.chiba.lg.jp
HP http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
千葉県誕生150周年記念ホームページ
https://www.pref.chiba.lg.jp/bunshin/chiba150th/index.html
配信元企業：千葉県
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