米サイトのWatchMojoが「ゲームで驚いた瞬間ベスト10」を発表。日本からは、『バイオハザード4』や『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』、ファンの支持が根強い『ファイナルファンタジーVI』など計4本の作中シーンなどがランクインした。一部ネタバレあり

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 まず10位には、日本でも賛否が分かれた『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』後半部の主人公・雷電がランクイン。序盤のタンカー編でスネークを使った後、プラント編で雷電としてプレイすることを強いられる主人公交代劇に関して、雷電を批判するつもりはないと前置きしつつ、"スネークのようなレジェンドたる要素を持ち合わせない"と批評。さらに裸で逃げ回るパートは必要だったのかと疑問を投げかける。

 『ファイナルファンタジーVI』は9位にランクイン。選出されたのは、浮上した魔大陸で三闘神を目覚めさせたケフカが、ラスボスと思われた皇帝を暗殺した世界崩壊のシーン。プレイヤーのパーティーもちりぢりになるこの場面、仲間探しの奮闘が脳裏によみがえる方も少なくないだろう。『ファイナルファンタジーVII』の"セフィロスの手で起きるエアリスの死は、FFシリーズ史上、最も悲しむべきシーンだが、世界崩壊シーンほどインパクトをもたらしたものは他にない"と評価されている。

 注目は、1986年任天堂から発売されたジャンプアクションゲーム『メトロイド』。サムス・アランの性別が明らかになる驚愕のラストシーンが4位にランクインした。"80年代のプレイヤーは性別を予測する手がかりを持ち合わせなかっただろう"とコメント。また英語版のゲームマニュアルでは、サムスが"he"と記述されていたと言及し、プレイ中は男性かロボットだと思っていた矢先、ラストシーンで女性だと明らかになりプレイヤーの驚きを呼んだ模様だ。同ランキング中、最も制作年が古い同作。ラストシーンの驚きは海外ユーザーの記憶に深く刻まれているようだ。

WatchMojo選出「ゲームで驚いた瞬間ベスト10」は以下の通り。(対象シーン、作品名)

<選出された「ゲームで驚いた瞬間ベスト10」>

1:ダース・レヴァンの正体『スターウォーズ ~旧共和国の騎士達~』
2:「恐縮だが」で始まるアトラスの断れない申し出『バイオショック
3:白いリン(燐)『スペックオプス ザ・ライン』
4:サムスの性別『メトロイド
5:ロシア人の不在『コール オブ デューテモダン・ウォーフェア2』
6:チェンソー男(Dr.サルバドール)の即死攻撃バイオハザード4
7:キャリーの死『The Walking Dead: Episode 3 − Long Road Ahead』
8:ドムが妻を発見するシーン『Gears of War 2
9:ケフカが世界崩壊を招くシーン『ファイナルファンタジーVI
10:雷電『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ

海外サイトが選ぶゲームで驚いた瞬間ベスト10に『FF6』ランクイン!(サイトスクリーンショット) クランクイン!