7月22についにスタートした「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)の新シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」。

 もともとは太川陽介と蛭子能収をはじめ男性2人のコンビ+マドンナの3人で旅をするフォーマットだったが、今回から女性3人のトリオに変更。タレントの三船美佳、フリーアナの赤江珠緒ももいろクローバーZ高城れにが厳しい旅に挑んだ。

 そんな3人の旅にバス旅ファンが歓喜するシーンがあったという。

 夜になりホテルに入った3人は、部屋の様子を見るため赤江の部屋へ。すると三船がベッドにダイブし、赤江が必死になってそれを止め「私の部屋を先に荒らして!」と笑いながら文句を言ったのだ。

 実はこのやりとりは、かつて太川と蛭子のお約束となっていたシーンだった。太川が蛭子のベッドに横になり蛭子が嫌がるという仲睦まじいシーンが何度も繰り返されてきたのだが、そんなちょっとしたシーンの再現に、多くのバス旅ファンは胸を熱くしたようだ。

 ただ、初代コンビのシーンは継承された一方、二代目の田中要次と羽田圭介によるお馴染みのシーンは受け継がれていなかったという。テレビ誌ライターの話。

「田中と羽田の場合、ホテルで部屋が空いているかどうか確認するシーンが有名でした。田中がフロントへ聞きに行き、重い表情で戻ってくる。部屋がないのかと思いきや、『あるよ』と決めゼリフ。これがお約束だったのですが、残念ながら新トリオはやりませんでしたね」

 人気だった初代コンビの伝統は受け継ぎ、評判がいまひとつだった2代目の芸はスルーしたのか。となると、新女性メンバーはなかなかのヤリ手なのかも?

アサ芸プラス