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きょう26日(水)も、早いペースで気温が上昇中。東京都心は午前10時前に早くも35℃に達し、今月8回目の猛暑日に。7月の猛暑日日数の最多記録を更新しました。都心のほか、すでに35℃に迫っている所も多く、午後は猛暑日地点が続出。40℃以上の「酷暑日」の所が出てくる可能性も。

東京都心は午前10時前に35℃に

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きょう26日(水)も、北海道から九州では強い日差しが照りつけ、早いペースで気温がグングン上がっています。
東京都心は午前9時50分に35.0℃を観測。今月8回目の猛暑日となり、7月の猛暑日日数の最多記録を更新しました。
午前10時までの最高気温は、東京都心と千葉県市原市(牛久)で35.0℃、神奈川県海老名市34.8℃、福島県伊達市(梁川)と山梨県大月市34.7℃などとなっています。

体温以上の危険な暑さも

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予想最高気温は全国の広い範囲で30℃を超えて、35℃以上の猛暑日地点が続出しそうです。関東甲信から九州では体温以上の危険な暑さとなる所も。東京都心は37℃の予想で、まだまだ気温が上がります。さいたまや前橋、名古屋、岐阜は39℃の予想で、熊谷など、今年初めて40℃以上の「酷暑日(※)」となる所が出てくる可能性もあります。
熱中症の危険性が極めて高い状態です。体力に自信のある方も熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

※「酷暑日」は、日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。

1日の中で気をつけたい熱中症予防のポイント

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朝起きてから夜眠るまで、1日の内には熱中症に気をつけたい様々な場面があります。その日の温度・湿度など身の回りの環境を知ることと併せて、自分の行動パターンに合わせた対策を行いましょう。

①起床時
疲労、睡眠不足、風邪、二日酔いなどで体調がすぐれないときは、1日無理をしないようにしましょう。また朝ごはんをしっかりと食べ、丈夫な体をつくることも大切な予防のポイントです。こまめに水分補給を行い、普段の食事から適度に塩分を摂るようにしましょう。

②外出中
帽子や日傘で直射日光を防ぎ、なるべく日かげを選んで歩きましょう。体調不良を感じる前から、こまめに休憩を取ることも大切です。また車移動の場合には、冷房を入れて車内環境を涼しく工夫しましょう。

③帰宅後
帰宅後、室内の温度・湿度が高くなっている場合には、冷房機器を適切に使用し室内を涼しくしましょう。汗をかいた服は着替え、冷房機器や冷却グッズなどで体を冷やして、休息を取りましょう。

睡眠
閉め切った室内では夜間でも室温が上がってしまう場合があります。適切に冷房機器を使用し快適な睡眠環境を作りましょう。寝る前には水分補給を行い、枕元に飲料を置いておくと良いでしょう。

まだ午前10時なのに超暑い 東京都心は早くも35℃に 7月の猛暑日最多を更新