不動産管理会社の労働生産性を改善するAI-SaaS「管理ロイド」(https://kanri-roid.app/)を開発・提供する株式会社THIRD(本社:東京都新宿区、代表取締役:井上惇、以下、当社)は、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:加藤 勝彦、以下 みずほ銀行)が四半期ごとに有望なイノベーション企業を表彰する「Mizuho Innovation Award 2023.2Q」受賞企業に選定されたことをお知らせします。

     株式会社THIRD 代表取締役 井上惇(左)株式会社みずほ銀行 常務執行役員 大櫃 直人氏(右)

■受賞理由(みずほ銀行より)

紙、電話、FAX中心のアナログ業務の効率化が求められる中、建築工事現場の業務に精通する現場監督者、高い技術力を有するAIエンジニア、ビジネスコンサルタントと多様なタレントを有する組織から生み出されたサービスは、独自のAI技術と現場を熟知したノウハウにより大手不動産管理会社を始め既に数多くの導入企業様の業務時間削減やコスト適正化を実現されております。巨大市場の業務変革を実現する画期的なサービスであることを高く評価させて頂き、「Mizuho Innovation Award」を贈呈させて頂きます。

■「Mizuho Innovation Award」について

Mizuho Innovation Award」では、四半期ごとに、ビジネスモデルの優位性、チーム力、成長可能性などを評価の軸として対象企業を選定し、表彰していきます。

なお、受賞企業には、大企業とのビジネスマッチングなど各種サポートを実施し、イノベーション企業の成長を力強く支援していきます。

■「管理ロイド」について

「管理ロイド」はAIを活用した不動産管理業務の業務効率化を目的としたSaaS型ソフトウェアです。建物管理の計画、検針・点検・清掃・警備等の実務の効率化、履行管理、不具合報告、報告書自動作成機能等、不動産管理業務に必要な機能が搭載されております。様々な機能を持つ中で、特に「既存フォーマットに対応した帳票自動作成」及び「AIによるメーター読み取り自動化」の機能が評価され、ご導入頂いております。

不動産管理業務では、点検帳票、検針表、清掃報告書、不具合報告書、工事完了報告書等、業務に応じて様々な報告書を作成する必要があります。これらの報告書は不動産オーナーやアセットマネジメント会社、プロパティマネジメント会社の指定帳票で業務を行う必要がある場合が多く、クラウドシステムによる帳票の標準化が出来ずにDXが進まなかった不動産管理会社が数多く存在しました。管理ロイドではこれらの帳票をAIで解析することで、各社のフォーマットを残した報告書の自動生成を実現しております。

また、建物に設置されたメーターを読み取る機能では、当社で独自開発したAI技術(特許取得済み)が用いられており、数値を高い精度で取り込み検針業務をサポートしています。非常に少ないメーター写真データから膨大な機械学習用のデータを自動生成し自動学習を行う技術が搭載されているため、あらゆるメーカーが提供するメーターに対応しており、海外製の製品の読み取りに関しても短期間で実装することが可能です。

これらの機能を提供することで、人力で数値を確認し、手書きで記録をしていたこれまでの業務が、スマートフォンのカメラをかざすだけで報告書の自動生成まで行えるまでの業務改革に至りました。この業務フローの改革に伴い、工数削減だけでなく人的ミスの削減にも繋がっております。

 2022年6月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

■株式会社THIRDについて

所在地   :東京都新宿区四谷4-25-13 濱庄ビル2階

代表者   :代表取締役 井上 惇

設立年月日  :2015年7月

会社HP    :https://third-inc.co.jp/

事業内容   :不動産管理会社の労働生産性を改善するAI-SaaS「管理ロイド」(https://kanri-roid.app/)を  

        展開するほか、工事費用の削減をサポートする工事金額適正化AI-SaaS「工事ロイド」

       (https://koji-roid.app/)も展開。

配信元企業:株式会社THIRD

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ