マンチェスター・ユナイテッドセリエAの2選手と個人間合意を取り付けているようだ。『フットボールイタリア』が伝えている。

今夏、すでにセリエAインテルから元カメルーン代表GKアンドレ・オナナを獲得しているユナイテッド。中盤にイングランド代表MFメイソン・マウントも加えた赤い悪魔がこの実力者2人の獲得に大金を投じたことは想像に難くない。

補強は現在も進行中で、次なる目標のひとつはストライカー。ここ最近はアタランタからデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)の獲得を目指してクラブ間交渉に臨んでいると報じられるが、7000万ユーロ(約109億1000万円)+ボーナス500万ユーロ(約7億8000万円)を要求されているとみられている。

移籍市場に精通するジャーナリストのアルフレッド・ペトゥーラ氏によると、ユナイテッドアタランタとの交渉が難航する一方、ホイルンドとは条件面で合意済み。マウント、オナナに続いて大金を支払えるかが焦点となっているようだ。

また、カタールワールドカップ(W杯)でその名を世界に轟かせたフィオレンティーナモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)とも個人間合意済み。フィオレンティーナは3000万ユーロ(約46億7000万円)を要求も、2300万~2500万ユーロ(約35億8000万~38億9000万円)が着地点になる見込みとのことだ。

アムラバトを巡るフィオレンティーナとの交渉が成立する可能性は十分にあると考えられている一方、アタランタには昨夏に獲得したばかりのホイルンド売却を焦る理由がなし。ユナイテッドは残り1カ月強の移籍市場で2選手を確保できるだろうか。

なお、ホイルンドとは年俸450万ユーロ(約7億1000万円)、アムラバトとは年俸400万~450万ユーロ(約6億2000万~7億1000万円)+出来高という条件で合意を取り付けたとみられている。