株式会社Anapana(東京都渋谷区)では7月14日よりコロナ後遺症に苦しむ患者さんのためのクラウドファンディングを開始しました。ヒラハタクリニック(東京都渋谷区)で提供しているコロナ後遺症のためのセルフケアに対する研究を支援するためです。

                        

報道関係者各位                        株式会社Anapana

コロナ後遺症、ワクチン長期副反応(ワクチン後遺症)のセルフケアを世界へ!
研究支援のクラウドファンディングを開始


株式会社Anapana(東京都渋谷区)では7月14日よりコロナ後遺症に苦しむ患者さんのためのクラウドファンディングを開始しました。ヒラハタクリニック(東京都渋谷区)で提供しているコロナ後遺症のためのセルフケアに対する研究を支援するためです。

【新たな国民病であるコロナ後遺症】

新型コロナ感染症が5類になり、「コロナは終わった」と思われている方も多いかと思います。しかし、この新型コロナ感染症感染者のおよそ10人に1人が「コロナ後遺症」になるとされています。コロナ後遺症は「Long COVID」と呼ばれ、通常の生活が営めなくなり、失職するなどして米国では約31兆円の経済損失が推定されています。

日本の感染者数は累計で3000万人を超えていますので、少なくとも300万人以上の方がコロナ後遺症で苦しんでいる可能性があり、あらたな国民病とも言えます。コロナ後遺症では症状や期間により個人差がありますが、その多くは倦怠感(だるさ、疲労感)や息苦しさ、思考力の低下(ブレインフォグ)や不眠などでQOL(生活の質)が低下し、症状が重い場合は家で寝たきりとなり、医療へのアクセスや就労も出来ず、大きな社会問題です。

【誰でもどこでもできるセルフケアを開発】
5類になってからも感染者の増加は続きコロナ後遺症の患者数も増え続けています。一方で後遺症外来はまだまだ非常に数が少なく、特効薬もありません。仕事ができなくなり、生活の糧を奪われ、医療費どころか生活費をどうしたらいいのか分からず、苦悩されている方も少なくありません。その結果、多くの患者さんが適切な医療を受けられず、後遺症難民とも呼ばれています。世界では数億人の人がコロナ後遺症で苦しんでいると推定されており、早急に「今すぐ自分でできて、費用が掛からないケア法」が必要な状況です。
高額な新薬の開発も大切ですが、臨床試験などを経て世の中に出るのは数年先で、治療費もかかります。「今すぐできること」が絶対に必要なのです。
そこでヒラハタクリニックでは大量に増え続けるコロナ後遺症患者のためのセルフケアを鍼灸師の野崎真治氏と共同開発しました。誰もがいつでもどこでも取り組める、重症度別のセルフケアです。(NHセルフケア(仮))それを動画やオンライン指導という形で提供しています。

エビデンス構築のための研究支援を】
セルフケアの提供によりコロナ後遺症だけでなく類縁疾患ともいえる、ワクチン後に遷延する副反応(ワクチン長期副反応)の方でも、呼吸苦が緩和した、倦怠感が軽減したというという事例が少なからず存在します。しかし、エビデンス(科学的根拠)が足りません。今の医療はエビデンス重視なので論文などのエビデンスがないと、世の中に広がりません。そこでAnapanaでは研究・論文発表やより分かりやすい形でのセルフケアの提供などを支援するために、クラウドファンディングを開始いたしました。集めた資金は、NHセルフケア(仮)の動画撮影、編集やウェアラブルデバイス等のソフトとハードの購入、専門スタッフ外注、NHセルフケア(仮)エビデンス構築のための諸費用、各種手数料などに使用します。

クラウドファンディング・プロジェクトURL
https://camp-fire.jp/projects/view/672449?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

【今後の展開】
ハーバード大学の研究者は、米国のコロナ後遺症による被害額はGDPの17%に上るという推計を発表しました。日本でも、国の経済に大きな被害が出ている可能性が高いと考えられます。エビデンスの構築を通して、日本だけでなく世界へとセルフケアを届ける予定です。
【取材依頼・お問い合わせ先】
会社名:株式会社Anapana
担当者:野崎真治

配信元企業:株式会社Anapana

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