岡本玲と長妻怜央(7ORDER)がW主演を務めるテレビドラマ「その結婚、正気ですか？」(TOKYO MX 8月7日スタート、毎週月曜夜10時～)。格差婚ラブコメでふたりの愛の展開が見どころ。このドラマに、2度目のドラマ出演というタレントの林ゆめが、オフィスで働くOLとして登場する。ラブコメが大好きという林に、今回の役どころや結婚観について聞いた。
【写真】ドラマへの出演は2度目となる林ゆめが今の心境を話した
■演技のレッスンをして自信がついて、より楽しくお芝居ができた
――まずは、「その結婚、正気ですか？」に出演が決まったときの気持ちを聞かせてください。
ドラマにレギュラーとして出させていただくのが2回目で、前回と同じようにラブコメなのですごくうれしいです。しかも前作とちょっと似ている役なので、演じやすいかなと思いました。やっぱりラブコメはいいですよね。作品の内容が楽しいと、現場も自然と楽しい雰囲気になりますね。
――前回のドラマから久しぶりの出演となりますが、今回はどんな気持ちで撮影にのぞまれましたか。
そうですね。前回は初めてのドラマ出演というのもあって、最初すごく緊張しました。でも、今回は前回の反省などを含めてしっかりと演技レッスンで学んできたので、自信がついてきて緊張もしないで、より楽しんでお芝居ができたかなと思います。現場に入ったときに、演技レッスンをしていたというのがすごく大きかったと実感しました。
――台詞はすぐに頭に入りましたか。
はい。台詞はぱっと頭に入りましたし、監督さんともいろいろ相談しながら演じることができました。監督さんからは「もっとふざけていいよ、もっと楽しんで！」と言っていただけたので、素で演じられたのが楽しかったです。
――どんな役を演じるのでしょうか。
岡本玲さん演じる主人公の篠原奏音はバリバリ仕事のできる女性なんですけど、私は奏音の後輩で、同期の女性3人組のうちのひとりを演じています。OL役なんですけど、お仕事姿というよりはずっとふざけているという感じで、自然に演じました(笑)。先輩に憧れていて、遠くから見てたりとか、いじったりとかしてます。3人でいつも、恋愛トークなどでキャーキャー言ってます(笑)。オフィスでの撮影でしたので、パソコンを打っているシーンもあります。
――林さんの演じる役はどんなタイプですか。
恋愛に対してわーみたいなタイプの、いかにも女の子らしい感じの役です。いつも女の子3人でいるので、女子会の空気感みたいなのは普段通りでした。女の子同士でいるときの、いつもの私の感じで演じることができました。ラブコメなのでちょっと大げさにリアクションはしてますが、そこまでキャラ作りが難しかったなというのはなかったです。
ふざけるシーンが結構あるんですけど、そういうときも監督さんから、「自分がいちばんかわいいと思うポーズを取ってみて」とか、「カメラ目線でかわいい写りを意識してみて」と言われてましたので、かなり意識しました。きっとかわいい感じで写っていると思います(笑)。
――どんな衣装ですか。
オフィスカジュアルで清楚系、長めのスカートにブラウスを合わせたきれい目な服です。ジャケットも羽織ったりしています。女性らしい服装ですね。
――2度目のドラマ出演ということで、林さん自身のなかで、大きな変化はありましたか。
やっぱり現場に立たないとわからないこととかもいっぱいありますので、今回の出演を経験してから、いろいろな役に挑戦してみたいという気持ちがどんどん湧いてきています。体を動かすのが好きなので、アクション系の役もやってみたいですし、やっぱり、ドラマはいろんな役ができるというのがすごいなと思ってて、OLは経験しましたので、警察官とかお医者さんとか、今の私ではできないお仕事を演じてみたいなと思います。実は、高校の教師になりたいと思ったことがあるんです。教師の役をドラマで演じられたら、実際になれた気持ちになれるなと思うので、ぜひ挑戦してみたいです。
――教師役で教えてみたい生徒は男性ですか。女性ですか。それとも共学ですか。
私は共学だったので、共学のイメージですね。仲良くなれたらすごく楽しいと思うんですけど、女性の先生で女子高だとちょっと怖そうです(笑)。
――今回の番組のタイトルが「その結婚、正気ですか？」ということで、結婚がテーマですが、林さんの結婚観は？
ちっちゃい頃は、22歳～23歳で結婚していて、25歳には子供がいてみたいな予定ではあったんですけど、なんかあっという間に27歳で、今年の10月で28歳でどんどん結婚欲というのがなくなってますね。すごい結婚がしたいかと言われたら、別にそんなにみたいな気持ちです。先日、親戚で集まったんですけど、同世代で結婚している子が少なく、私と同じ気持ちかもと思いました。
■野球を見ることが好きに。北海道出身、エスコンのよさを広めるお仕事がしたい
――話は変わって、パーソナルな話題になりますが、ここ最近夢中になっていることはありますか。
サウナはずっと好きで結構行ってます。もうめちゃくちゃ我慢してからの、水風呂のあとがやっぱり最高ですね。サウナ以外じゃちょっと味わえない感覚です。あと、最近はNetflixでアニメを観てます。「黒子のバスケ」をぜんぶ観終わって、すっかりアニメにハマってしまって、「【推しの子】」とか注目されている作品はいろいろ観ています。
あとは、WBCの影響で野球を見るのが好きになってしまって、先日もお父さんと一緒に、北海道に今年3月にできたエスコンフィールドHOKKAIDOに一緒に野球を観に行ったりもしました。エスコンは、野球のルールがわかる人はもちろん、わからない人でもお祭りみたいな雰囲気で、おいしいものも食べられてビールも飲めて、絶対楽しいなと思います。
北海道出身ですので、エスコンのよさを広めるお仕事をぜひしてみたいです。しかも、サウナに入りながら試合を観られるところもあるんです。お父さんと一緒だったので、さすがにサウナには行かなかったんですけど、次回友達と行けたらいいなと思いました。
――夢や目標を教えてください。
お芝居は、本当に続けていきたいですし、いろいろな役に挑戦できたらなと思っています。あとはやっぱり大好きな北海道でのお仕事もやりたいですし、富良野で旅番組のMCをやらせてもらったこともあるんですけど、すごく楽しかったので、北海道以外でも日本全国に行く旅ロケみたいなお仕事もぜひやってみたいですね。最近はサウナのお仕事やフィットネス系のお仕事もいただいて、私には向いてると思いますので、これからも続けていきたいです。
――最後にメッセージをお願いします。
ドラマ「その結婚、正気ですか？」はラブコメで、キュンキュンするところももちろんありますし、おもしろい笑える要素もいっぱいあります。主人公の2人以外の私たち後輩だったりオフィスにいる男性の部長は、後ろでずっとふざけてるので、そういうところも注目しながら楽しんで観ていただけたらなと思います！
取材･文･撮影＝野木原晃一
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