公開される毎に前作の全世界興行収入を更新し続けてきた「ジョン・ウィック」シリーズの最新作となる『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(9月22日公開)。本作より、メインビジュアルと、真田広之ドニー・イェンの激突を捉えた本編映像が公開となった。

【写真を見る】戦いのさなか、荒ぶる犬をなだめるジョン・ウィック

愛犬を殺されロシアマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した最強の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)と、裏社会を支配する組織との決着が描かれる本作。主演のリーブスに加え、ジョンを追い詰める盲目の達人ケイン役にドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役に真田広之と、各国のリアルアクションのレジェンドが集結している。また、前作に引き続いてジョンの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)、コンシェルジュのシャロン(ランスレディック)、地下組織の王バワリー・キング(ローレンスフィッシュバーン)も登場するほか、主席連合の高官グラモン侯爵役にビル・スカルスガルド、真田扮するシマヅの娘アキラ役でロンドンを拠点に活躍する日本人アーティスト、リナ・サワヤマが出演している。

本日解禁となったメインビジュアルでは、決着に立ち上がった伝説の殺し屋ジョンが、銃を片手にこちらを見据える姿が写しだされている。その後ろには盲目の達人ケインが杖と銃を携えて仁王立ち。ジョンとは古き友人とのことだが、2人の戦いの行方をしかと見届けたいところ。また、ジョンの愛車マスタングを挟んで日本刀を構えるのは大阪コンチネンタル支配人シマヅ。そしてその隣には、大阪を舞台にジョンと共闘する娘のアキラ(サワヤマ)が並ぶ。また、ジョンの命を執拗に狙うグラモン侯爵、犬を相棒にする謎の殺し屋トラッカー(シャミアアンダーソン)、そしてジョンを支援するおなじみのウィンストン(ランスレディック)やバワリー・キング(ローレンスフィッシュバーン)も参戦。規模はますます広がり、これまでのニューヨークに加えパリ、大阪、ベルリンと世界を股にかけた、“決着”を予感させる。

あわせて解禁となったのは、大阪コンチネンタルでのソードアクションのワンシーン。ケインは監督が「座頭市」に影響を受けて作りだしたキャラクターだという。そしてシマヅのキャラクターはキアヌと監督が真田の参加を熱望し、真田のために作り上げたもの。監督は2人の大ファンだと公言し「彼らのためのシーンをしっかり用意したいと思った。ヒロユキさんは日本の文化、日本のマーシャルアーツにおいて伝説の人だ。僕らはその人が持つものを見せられるよう、その人に合わせてシーンを作るようにする。だからヒロユキさんとドニーのシーンをデザインするのは重要だった。彼らがジョンにとっていかに大切な存在なのかも見せたかった」と、この2人の戦いがいかに重要かが伝わるコメントを寄せた。舞台となっている大阪コンチネンタルホテルについて真田は「『ジョン・ウィック』の世界がそのまま凝縮されている、西洋と東洋の融合というか。このシリーズにすごくマッチしているんじゃないかと思います」と話し、オリエンタルな雰囲気をまとった大阪も注目ポイントのようだ。

公開日が迫る『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。世界を舞台にしたジョン・ウィックの戦いは、無事決着がつくのか?彼らの戦いの行方をぜひ見届けてほしい!

文/サンクレイオ翼

真田広之とドニー・イェンが激突!『ジョン・ウィック:コンセクエンス』”世界規模”なメインビジュアル&本編映像/[R], TM & [c] 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.