7月26日大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に歌人の俵万智さんが登場。番組内で今年、きたろうが短歌を書き「万智さん、添削して!」と呼びかけたところ、本人に届いた、というエピソードを紹介しました。

左奥から)砂山アナ、大竹まこと、俵万智、壇蜜、きたろう

きたろう「(自分の短歌を)万智さんに添削してもらったんです。歌人にね。光栄ですよ」

大竹まこと「きたろうさんが詠んだ短歌は『花束をもらってうれしい年になり ひと笑いとって今日が過ぎる』。これを俵万智さんが『花束をもらってうれしい年になり オールアップの今日が過ぎ行く』と」

きたろう「『過ぎる』と『過ぎ行く』、どう違うの?」

俵万智五七五七七の結句が七で終わるというはすごく大事なんですね。字余りや字足らずというのもありますが、特に結句は七でピタッと着地したほうが決まるので。それで『過ぎ行く』としました。でも上の句はとても素敵だと思いました!」

きたろう「褒めるところがないからって、言わなくていいよ(笑)」

「そんなことない。『花束をもらってうれしい年になり』というのは、そうじゃなかった年齢もあった、というのが伝わりますね」

壇蜜「ああ~!」

「花束をモノサシに自分の年齢を振り返るというか。そういう考えがすごくいいと思いました」

大竹「俺たちの商売は若いころにも花束をもらう機会が多くて。こんなときに花束をもらってもな……と常々思いながら生きてきた。でもこの年になって……」

きたろう「そうそう。日本酒やお酒をもらったほうがうれしいとか、昔はそうだった。いまは花束が、なんかうれしいね」

「そういう気持ちを書き留められる、というのが歌のいいところなので。それを実践されているなと思ってうれしかったです。若いときはそれこそ『食べ物がいい』『お酒がいいのに』と思うけど、花という実利のないものをうれしいと感じる気持ちというのは、年を重ねないと持てないと思うんです」

きたろう「実際に年をとると、花や草を見るようになるね」

「そういうところが年齢を重ねるよさでもありますね」

きたろう「よさか……!」

放送では、きたろうが新たに書いた短歌も紹介した。俵さんが6年間暮らした宮崎県についてもじっくり語られた。俵さんにとって、短歌は「手紙に近い」ものなのだという。

「『日記に似ていますか?』と聞かれることも多いんですけど、日記は書いて机にしまっておけばいい。やはり短歌にして表現するというのは『誰かにこの思いを届けたい』というか。共感してもらえたらうれしい、ということなので。手紙に近い感じですね」

大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20230726130000

【番組概要】 

■タイトル : 『大竹まこと ゴールデンラジオ!』 

■放送時間 : 毎週月~金曜日 午後1時00分~3時30分 生放送

■ゲスト : 俵万智  ※7月26日(水)放送回

■パーソナリティ : 大竹まこと    

■パートナー: 壇蜜 ※7月26日(水)担当

アシスタント :【月~木】砂山圭大郎文化放送アナウンサー)【金】鈴木純子(文化放送アナウンサー)

■曜日別パートナー : 【月】阿佐ヶ谷姉妹 【火】小島慶子 【水】壇蜜 

           【木】はるな愛/大久保佳代子/ヒコロヒー/光浦靖子 【金】室井佑月

■番組URL : https://www.joqr.co.jp/qr/program/golden/

■Podcast : 各コーナーコンテンツも好評配信中

       https://podcastqr.joqr.co.jp/episodes?q=%E5%A4%A7%E7%AB%B9%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%A8

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東京のラジオ局 文化放送を運営しています。2022年で開局70周年を迎え、250以上の番組を制作しています。FM91.6 & AM1134で放送中。

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