楽天ペイメントと楽天Edyは7月25日に、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」にIC型電子マネー「楽天Edy」からチャージできる機能の提供を開始した。

【画像付きの記事はこちら】




●Android版「楽天Edy」アプリで対応



　楽天グループはこれまで、「楽天キャッシュ」と「楽天Edy」の2つの電子マネーを運営しており、2022年10月には「楽天キャッシュ」を「楽天Edy」にチャージする機能の提供を開始した。今回、「楽天Edy」から「楽天キャッシュ」へのチャージに対応したことで相互交換が可能になった。

　具体的には、「おサイフケータイ」を搭載したAndroid版「楽天Edy」アプリを通じて、「楽天Edy」（一部除く、月あたりのチャージ上限10万円）を「楽天キャッシュ」へチャージできるようになった。「おサイフケータイ」非搭載のAndroidスマートフォンやiPhoneは現時点では対象外だが、今後、「楽天ペイ」アプリにも対応予定。また、楽天Edyからチャージした楽天キャッシュは「基本型」のため出金できない。

　ユーザーは、「楽天Edy」の残高を「楽天キャッシュ」にチャージすることで、オンラインでは「楽天市場」をはじめとした楽天グループの各種サービスで利用でき、オフラインでは「楽天ペイ」アプリを通じて全国600万カ所以上での利用が可能になる。さらに、「楽天Edy」を「楽天キャッシュ」に交換をして、友人などに送付できるようになるなど、利用シーンや店舗に応じて「楽天キャッシュ」と「楽天Edy」を使い分けられる。
楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージが可能になり、楽天キャッシュと楽天Edyの相互交換が実現