株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性432名を対象に「夏のボーナス」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-72/

■調査結果抜粋

★支給された人の平均は30.0万円

★使い道は1位「貯金」、2位「旅行・レジャー」

★前年より「貯金」、「ファッション・美容」に使う人が増加

【Q.1 2023年夏のボーナスはいくらだった?】

※離職者除く

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

『女の転職type』会員に2023年夏のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が57.8%と最多となりました。雇用形態が「正社員契約社員」の人だけで見ると「0(なし)」は39.3%と約4割の人の支給がないという結果でした。

支給された人の平均金額は、「就業中の人すべて」は30.0万円で、「正社員契約社員」は30.8万円でした。

【Q.2 2023年夏のボーナスの満足度は?】

※離職者除く

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

ボーナスの満足度について尋ねたところ、「かなり不満足」46.7%が1位で、「わからない」をのぞくと、2位は「やや不満足」15.8%となり、62.5%が不満足となっています。「かなり満足」と「やや満足」を合計すると11.1%となっており、非常に少ない結果でした。

雇用形態が「正社員契約社員」の人だけで見てみると、「かなり不満足」「やや不満足」の不満足派は67.0%でした。「かなり満足」「やや満足」を選んだ人は15.9%とこちらも少ない結果でした。

【Q.3 2022年夏のボーナスはいくらだった?】

※離職者除く

※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

2022年(昨年)の夏のボーナスについても尋ねたところ、「0(なし)」56.2%が最多で、支給された人の平均金額は28.8万円でした。2023年の「0(なし)」は57.8%だったため、今年の方がボーナスを支給されていない人がやや多い傾向がわかります。一方で支給された人の平均額は28.8万円から30.0万円に微増しています。

雇用形態が「正社員契約社員」の人だけを見ると、2022年の「0(なし)」は38.9%で、2023年の「0(なし)」は39.3%と、こちらもボーナスが支給されていない人が微増する結果でした。一方でこちらも支給された人の平均金額は、2022年29.5万円から2023年30.8万円と微増していました。

【Q.4 2022年夏と2023年夏のボーナスの「金額差」は何が要因?】

※複数回答あり

※差はない人を除く

金額差があった人にその要因を尋ねると、「わからない」が32.1%と最も多い結果でした。「わからない」を除くと、1位「会社の業績」22.1%、2位「転職」19.6%、3位「退職」15.4%という順位でした。

【Q.5 理想の夏のボーナスは?】

※「理想」:アンケート回答者全員

※「現実(2023年夏)」:就業中のアンケート回答者(離職中の人を除く)

理想の夏のボーナスについて尋ねると、「50~99万円」が41.4%と最も多い結果となりました。平均金額は55.7万円で、実際に2023年夏に支給された人の平均30.0万円と比較すると25.7万円のギャップがあります。

【Q.6 夏のボーナスは何に使う(使った)?】

※複数回答あり

ボーナスをもらっていない人を除く

夏のボーナスの使い道について尋ねたところ、2022年も2023年も変わらず、1位は「貯金」、2位「旅行・レジャー」、3位「ファッション・美容」という結果になりました。

2022年と比較すると、ボーナスをもらった人の中で「貯金」が17.1%、「投資」が10.5%上がっており、お金を消費するだけでなく、蓄え増やすことに興味関心が高まっている様子が見て取れます。また、「ファッション・美容」についても8.4%上がっており、「オフィスメイク変わった?」の調査(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-66/)でも見られたように、新型コロナウイルス感染症が5類になったことで、外出機会が増えたり、マスクを外す機会が増えたことの影響が見られる結果となりました。

その他の回答としては、「子どもの夏期講習費用」「家具購入」「カードの支払い」などがありました。

▼詳しくはこちらからご覧ください。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-72/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります

★今回のアンケート考察★

女の転職type編集長 小林佳代子

2023年の夏のボーナスの平均は30.0万円と前年より微増しましたが、満足度については満足11.1%、不満足62.5%と大きなギャップがありました。ボーナスの使い道では「貯金」を選ぶ人が64.8%と、『女の転職type』が過去4回ボーナスに関する調査をした中で最も高い数値となり、貯蓄への関心の高さがうかがえます。

経団連が発表した大手121社の今年の夏のボーナスの平均は95万6027円(※1)でした。単純比較はできないものの、『女の転職type』の調査結果とは大きな差があります。国税庁の民間給与統計調査結果(令和3年)を見ても、平均給与は女性302万円/男性545万円と性別で大きな差があります(※2)。金額差には様々な要因があるとはいえ、結婚や育児などライフステージの変化でキャリアが途切れたり、時短勤務を余儀なくされ昇進・昇格が遅れたりするのはまだまだ女性が多い状況です。今回の調査でも年代別のボーナス額の平均を見てみたところ、20代28.0万、30代32.0万、40代は31.4万と、年齢が上がってもほぼ横ばいであることが分かりました。このような格差が解消され、働く意欲のあるすべての人が自分らしいキャリアを選択できるよう、『女の転職type』は今後もポジティブアクションを応援していきます。

※1:https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/048.pdf

※2:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/top.htm

■調査内容:第72回「夏のボーナスどうだった?」 / データで知る「女性と仕事」

・調査期間:2023年2023年7月6日7月17日

・有効回答数:432名

・調査対象:『女の転職type』会員

・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧

働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは

正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。

https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要

代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實

本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル

資本金  :5億5866万円

設立   :1993年7月8日

従業員数 :695名(2022年9月30日現在)

事業内容 :

1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営

2.転職フェアの開催

3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)

4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス

5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業

6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344

7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営

など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

■ 本件に関するお問い合わせ ■

『女の転職type』事務局

担当者名:柳・土屋

URL: https://epfb.f.msgs.jp/webapp/form/21350_epfb_80/index.do

■ 求人掲載に関するお問い合わせ ■

URL: https://woman-type.jp/keisai/

配信元企業:株式会社キャリアデザインセンター

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