ヴァンフォーレ甲府は4日、MFイルファンがインドネシア代表のキャンプメンバーに選出されたと発表した。

 インドネシア代表は、AFFスズキカップ(東南アジア選手権)に向けて4日から19日までキャンプを実施。22日にグループA第1節のベトナム代表戦、25日に第2節フィリピン代表戦、28日に第3節のラオス代表戦に臨む。

 イルファンは代表選出にあたって以下のようにコメントしている。

「クラブにとって大切な3試合が残っているタイミングで代表に行くことは申し訳ないですし、少し残念ではあります。まずはけがを完全に治し、インドネシア代表にとって大切なスズキカップでは優勝できるように頑張ってきたいと思います。甲府がJ1残留できることを心から願っています」

 現在26歳のイルファンは、オランダ生まれのインドネシア人。アヤックスの下部組織などを経て、2008年にユトレヒトでエールディビジ初出場を果たした。以降もオランダのクラブでプレーし、2010年夏にインドネシアのクラブへ移籍。2013年からはタイでプレーしていた。甲府には今季から所属し、ヤマザキナビスコカップ天皇杯で各1試合に出場している。