コンテンツクラウドをリードするBox, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:Aaron Levie 以下、Box)は本日、マイクロソフトの次世代AIを仕事の世界に適用するMicrosoft 365 Copilotとの新たなプラグイン連携を発表しました。この新しいプラグインにより、お客様はMicrosoft 365 Copilotを利用して、企業内のBoxに保管されたファイルをこれまでよりも便利で価値あるものにすることができます。また、BoxはMicrosoft 365との連携を強化し、両社の顧客がWord、Excel、PowerPointを含むOffice製品だけでなく、Microsoft Teamsからもファイルの共有や編集、コラボレーションを可能にする優れた機能を提供することも発表しました。

Boxの最高プロダクト責任者であるDiego Dugatkin(ディエゴ・デュガキン)は次のように述べています。

「私たちは、AIの飛躍的な進歩がもたらすソフトウェアの新時代の幕開けを迎えており、企業のコンテンツほど潜在的なインパクトが大きいものはないでしょう。先日、AIの基礎モデルをBoxに格納されたコンテンツとつなげることで、コンテンツの価値を引き出し、企業内の各個人がよりスマートに生産性を高めるBoxの新機能「Box AI」(https://www.box.com/ja-jp/about-us/press/press-release-20230508)を発表しました。Microsoft 365 Copilotとの連携は私たちのAI戦略の拡張を示すものであり、これまでのコラボレーションにより両社の顧客がシームレスにBoxとMicrosoft 365 Copilotを同時に利用することが可能となります。両社の顧客に新しいレベルの生産性を提案し、働き方を変革するためのサポートを引き続き提供できることを大変光栄に思います」

マイクロソフトMicrosoft Teamsエコシステム製品管理担当バイスプレジデントであるSrini Raghavan(スリニー・ラガバン)氏は次のように述べています。

「AIが産業を再形成し、私たちの働き方を一変させつつあります。マイクロソフトとBoxの連携強化により、生産性とコラボレーションを高める新しいツールと機能をお届けします」

LPLファイナンシャルの技術担当バイスプレジデントであるKathryn Dundas(キャサリン・ダンダス)氏は次のように述べています。

「LPLでは、従業員がクライアントに最高の成果をお届けするために必要なものを提供できるよう、現代の最新技術スタックの導入に注力しています。Boxとマイクロソフトはどちらもこの方針に欠かせない存在で、両社のさらなる連携は場所を問わないセキュアで生産性の高いコラボレーションを可能にしてくれます。私たちは、とりわけAIが未来の仕事の大きな部分を占めるようになりつつあるなかで、両社のプラットフォーム間の継続的な相互運用性に期待しています」

Box for Microsoft 365 Copilotについて

Microsoft 365 Copilot用のBoxプラグインにより、Microsoft 365 Copilotとの連携を通じてコンテンツクラウド「Box」を簡単に活用できるようになります。

新たな連携により、マイクロソフトやBoxを横断して保存されているファイルやフォルダ内の情報を探すのに時間をかけることなく、次のようなことが実現できます。

● Teamsで共有されたBox内のドキュメントを速やかに要約し、コラボレーターから洞察を引き出す

● 既存のプロジェクトの主要なマイルストーンを把握するために、共有されているコンテンツに質問をする

チャットやチャンネルをスクロールする手間を省き、会話や新たな知見を素早くキャッチする

Box for Microsoft 365 の機能強化

BoxのMicrosoft 365 Copilot向けプラグイン連携に加えて、Boxではユーザーが同僚やパートナーとコラボレーションしながら、Box上のファイルを検索、プレビュー、アクセス、編集する方法を改善するためのいくつかの新機能をリリースしました。新機能によりユーザーは次のことができるようになります。

● Teamsのチャットやチャンネルの中でBox Notesをシェアしたり、直接編集したりすることで、組織内のコンテンツを統一し、分断を減らす

● BoxとTeams間で即座にアクセス許可を付与し、ファイルへのユーザーアクセスを自動的に同期することで、ファイルコンテンツ全体においてBoxの業界をリードするセキュリティの仕様を維持する

● 組織全体および個人のアクセスポリシーに加えてグループに対するアクセスポリシーを適用し、OneDriveやSharePointの連携を無効にする

また、Box for Microsoft Officeデスクトップアプリの共同編集機能が、Microsoft 365用の半期エンタープライズチャネル バージョン 2302: 2023年7月の一部として利用可能になりました。この機能強化により、すべてのユーザーは次のことができるようになります。

Microsoft Word、PowerPoint、Excelのデスクトップアプリで編集したファイルをBoxに自動保存し、リアルタイムでより柔軟に共同作業を行う

Microsoft Officeデスクトップアプリで展開される高度な機能へのアクセスにより生産性を高める

● Box Drive、Boxウェブアプリ、Officeデスクトップアプリの「Add a Place」機能からファイルのプレビュー、アクセス、編集、共有が可能

Boxとマイクロソフトはすでに両社のユーザーの生産性とコラボレーションを強化するためのさまざまな統合機能を提供しています。Boxのお客様は、TeamsチャンネルやチャットでBox内のコンテンツに直接アクセスしたり共有したりすることで、コラボレーションの効率化を図り、Microsoft Word、PowerPoint、ExcelからBoxのファイルを直接開いたり、編集したり、保存したりすることができます。Outlookのユーザーは、送信する添付ファイルをBoxの共有リンクに変換することで、電子メールの添付ファイルのリスクと手間を排除し、また、受信した添付ファイルをあらゆるデバイスからBoxに保存することで、バージョン管理を維持することができます。さらに、Box Connector for Microsoft Graphにより、SharePoint、Microsoft 365 Home、BingのMicrosoft Searchといった複数の検索キャンバスにおいて、BoxのコンテンツをMicrosoft Searchで表示することが可能になります。

価格と提供時期

Boxは、Microsoftが対象顧客に対して正式に提供を開始するときに、Microsoft 365 Copilotのプラグインを展開します。Box for Officeデスクトップ版の共同編集機能とBox Connector for Microsoft Graph、Teamsのプロダクティビティやコラボレーションの機能強化については、本日より利用可能です。詳細はBox bloghttps://blog.box.com/box-bring-ai-your-enterprise-content-microsoft-365-copilot)を参照ください。

Boxについて
コンテンツクラウドをリードするBox (NYSE: BOX)は、コンテンツのライフサイクル全体を管理し、場所を問わずセキュアな作業を実現する単一のプラットフォームで、ベスト・オブ・ブリードで多くのソリューションと統合しています。2005年に設立され、アストラゼネカ、JLL、モルガン・スタンレーなどを含む大手グローバル企業や日本では約15,000社および日経225の69%の企業の業務効率化を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。

Box について、詳しくは https://www.box.com/ja-jp/home をご覧ください。株式会社 Box Japan は Box Inc.の日本法人です。

※本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2023年7月27日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちら(https://www.businesswire.com/news/home/20230727987484/en/Box-Announces-Integration-with-Microsoft-365-Copilot-to-Bring-AI-to-Enterprise-Content)をご参照ください。

配信元企業:株式会社Box Japan

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