8月2日に開催される天皇杯の4回戦。

高知県代表として出場しているJFLの高知ユナイテッドSCは、J1の川崎フロンターレと対戦する。

高知は今大会、1回戦で島根県代表のベルガロッソいわみを2-1で下すと、2回戦ではガンバ大阪に2-1、3回戦でも横浜FCに1-0と勝利！

J1チームを2試合連続で破る快進撃により、Jリーグ勢以外で唯一4回戦（ラウンド16）へと駒を進めた。

高知ユナイテッドが次に対戦するのは、ここ6年間で4度のJ1優勝を誇る川崎フロンターレ。試合は横浜FC戦に続き、ホームの春野総合運動公園陸上競技場（高知市）で開催される。

高知のサッカー界にとってはおそらく数年に一度とも言えるビッグマッチ…。

この試合に向けて様々なことが動いているなか、Twitter上で“熱い告知”を行ったのが、人気漫画『アオアシ』の作者である小林有吾氏だ。

高知のお隣、愛媛県の出身で現在も松江市に住み、Jリーグ愛媛FCのサポーターでもある小林氏。

今回のツイートには、高知ユナイテッドのユニフォームを着た『アオアシ』の主人公・青井葦人のイラストとともに、こんなメッセージが添えられていた。

高知県のみなさんへ

「アオアシ」の作者、小林有吾です。
8月2日 高知ユナイテッドが春野で
川崎フロンターレと戦います。
2回 奇跡を起こした結果です。

高知がJFLに昇格したあと、
隣の愛媛に住む僕は、高知の
Jへの機運が高まるまでの つなぎになるまで
と思い、僕の制作スタジオが協賛する形で
応援してきました。しかし残念ながら
大きなスポンサーが見つかることはないようでした。

高知のみなさん、川崎はメチャクチャに強いです。
ほとんどの人は「奇跡はここまで」と思ってるかもしれません。
でも戦えるということは 勝てるチャンスがあるということです。
絶対不利を覆すのがサッカーの醍醐味です。

高知の何かが変わるかもしれません。
それを見届けに行ってください。

8/2 春野の夜へ。

2016年、高知初のJリーグ加盟を目指し、アイゴッソ高知と高知UトラスターFCが統合する形で誕生した高知ユナイテッドSC。

2020年に念願のJFLへ昇格したものの、順位は14位、13位、11位、そして今季も13位と残留争いが続いている。

そんな彼らが、ガンバ大阪、横浜FCを破って実現した、ホームでの川崎フロンターレ戦。

その“価値”を多くの人に知ってほしいという想いがこもった小林氏の投稿だった。

試合会場の春野総合運動公園陸上競技場は市街地から離れているためアクセスが心配されたが、臨時シャトルバスの運行が決定。

高知では現状滅多に見られないJ1トップクラブとの真剣勝負なので、高知ユナイテッドに少しでも興味のある方は、ぜひ現地での観戦を検討してみてほしい。

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天皇杯4回戦、高知ユナイテッドSCと川崎フロンターレの一戦は、8月2日（水）の19時から行われる。

人気漫画『アオアシ』作者、JFL高知ユナイテッドの天皇杯「川崎フロンターレ戦」を告知！添えられたメッセージが胸を打つ