元・雨上がり決死隊宮迫博之がYouTubeの視聴者へ持ちかけていた、最愛のマイカー「BMW i8」と引き換えにした車の物々交換。このほど交換相手が決定し、「BMW i8」が約1100万円の「メルセデスベンツGクラス」に化けることとなった。

参考:【写真】マットな質感のボティがたまらない、宮迫博之の「メルセデスベンツGクラス」

 1970年生まれでスーパーカーブーム直撃世代の宮迫にとって、ガルウィングを搭載したスポーツカーBMW i8」は、幼少期の憧れを体現した車。そんな背景もあり、同車を“アイちゃん”と呼んで大切に扱う姿が、公式YouTubeチャンネルに公開された動画の中で度々確認されている。

 そんな溺愛する一台をなぜ手放すのか? 

 事の発端は、6月14日に公開された「【愛車交換】宮迫のi8(BMW)と車を交換してくれる方、募集します」と題した動画に遡る。宮迫は自身の事務所でYouTubeのスタッフとお酒を飲んでいたところ、突然、「アイちゃんを手放そうと思っています」と告白。宮迫によると、先日、妻とともに愛犬を車に乗せて動物病院へ連れて行ったところ、妻から「乗りにくい」と言われたという。そんな使い勝手の悪さもあってか、「BMW i8」を原資として「物々交換しませんか?」と切り出したのだ。

 宮迫が求めるのは「BMW i8」に見合うような車で、かつ、4ドアであること。そんな条件のもと、大々的に募集された宮迫の新たな愛車。現在市場価格900万円ほどだという「BMW i8」と引き換えにどんな車のオーナーから交換の申し入れがあるのか、注目を集めていた。

 7月27日に公開された「【愛車交換】ついに決定!宮迫の新しい愛車は1100万円の○○○○!」と題した動画で宮迫は、50件以上の応募があったと説明。物々交換の車としては、ロールス・ロイスの旧車、光岡自動車SUV「Buddy」、「ランドローバー ディフェンダー」、「マセラティ レヴァンテ」などが提示されたという。

 そのなかから宮迫が選んだのは、高級車の販売及び買取を行う企業「81GALLERY」が保有する、マットグレーに塗装されたメルセデス・ベンツ Gクラス、通称「ゲレンデヴァーゲン」だった。同社営業部長の新崎さんの話によると、宮迫が長年連れ添ってきた「BMW i8」を「ぜひ弊社のショールームに展示したい」との理由から交換を申し出たそうだ。

 実際に店舗へ赴き、実物を確認すると宮迫は「かっけぇー!」と絶叫。事前に送付された写真を見比べた上で交換する車をこれと決めたものの、「思うてたんより、何倍もカッコいい」「写真で見るのと全然違う。堪らんなぁ」と、見惚れていた。最終的に3台まで候補を絞り、迷っていたとのことだが、「完全なる正解でしたね」としみじみ。さらに「何よりもうれしいのが、大好きで大尊敬している(明石家)さんまさんが。さんまさんといえばゲレンデなんで。さんまさんと同じ車種に乗れるということの光栄さ」と喜びを語った。ちなみに、このベンツのGクラスは、売価で「1100万円近く」というから、「BMW i8」の市場価格よりも高い価値があることになる。

 こうして、後日納車されたマットグレーのベンツ Gクラスと引き換えに、「泣きそう」と寂しがりながらも「BMW i8」を手放し、物々交換を完了した宮迫。YouTubeにおいて「BMW i8」はこれまで、宮迫に内緒でカーラッピングされるなどのドッキリ企画のネタとして度々利用されてきた。今回のベンツ Gクラスも、そういったいたずらの餌食になるのか、引き続き、注目したい。

(文=こじへい)

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