医師向けのキャリア支援サービスなどを提供している「メディウェル」

株式会社メディウェルは、全国の医師1,702名を対象に「医師のアルバイト」に関するアンケート調査を実施。

新型コロナウイルスの感染拡大や医師の働き方改革がどのように医師のアルバイトに影響したのかといったアルバイトを巡る情勢について明らかにされています。

 

メディウェル「医師のアルバイト」に関するアンケート調査

 

 

株式会社メディウェルは、全国の医師1,702名を対象に「医師のアルバイト」に関するアンケート調査を実施。

調査では医師のアルバイトでの収入やアルバイトをする理由といった勤務実態から、新型コロナウイルスの感染拡大や医師の働き方改革がどのように医師のアルバイトに影響したのかといったアルバイトを巡る情勢について明らかにされています。

 

調査結果の概要

 

 

アルバイト(非常勤)をしているかという質問を全国の医師1,702名に実施。

医師がアルバイトを実施している割合は7割以上という結果が分かりました。

 

 

アルバイトでの収入の中央値は年500万円で、年1,000万円以上は16.6%。

また、アルバイトする理由で最も多いのは「収入の確保・増加」で次いで「スキルの維持・研鑽」が多いという結果に。

 

 

アルバイト勤務をしている医師に頻度について質問すると、週1~2日が最多で、平日の日中の時間帯が多いことが判明しました。

また、アルバイトの仕事内容の最多は「外来」で次いで「病棟管理」、「健診」など。

 

 

勤務形態では「定期のみ」が最も多く、次いで「スポット・定期両方」が多いことが分かりました。

さらに、医師のアルバイト先の探し方についても調査。

「医師求人サイト、紹介会社の利用」が最多となり、アルバイトの紹介会社選びで重視する点では求人や担当者の対応が多いことが挙げられました。

 

自由回答(一部)

 

実際にあった条件の良かったアルバイト

・1日日勤の待機12万円で夜間は自由、ホテル泊。2日で24万。業務量1日1時間程度。(40代男性、形成外科)

・シフト制の美容皮膚科オンライン診療で、自由に勤務日と時間帯を選べるもの。(30代女性、麻酔科)

・午前中の胃カメラ、22件で10万円でした。(40代男性、消化器内科)

・医療クラークが常駐していたクリニック。単発のアルバイトでは普段と違う電子カルテのシステムに手間取って無駄な時間がかかってしまうことがあったが、その点このアルバイト先ではとてもスムーズで助かった。(30代女性、皮膚科)

ワクチンの問診のみで3時間7万円(40代男性、耳鼻咽喉科)

 

医師のアルバイト・非常勤全般に関する意見

・働き方改革問題は子供の教育費のため稼ぎたい身には危機感しかありません (40代女性、麻酔科)

・非常勤の医師がいなければ回らない病院があるのは事実であり良い悪いは別として必要と考えます (40代男性、神経内科)

・家事育児に専念する期間が長かったので、復帰する足がかりとしてアルバイトはとても助かりました。状況に応じて勤務内容を選べるという点、普段とは違う業務を覗いてみるという点でも、アルバイトはどの先生も経験してほしいです。(40代女性、一般内科)

・私はおそらくコロナワクチンのバイトで少し良い思いをしたのでしょう。そのため普通のバイトではなんとなくヤル気が出なくなりました。ただそれも時間がたてば元に戻るとは考えています。(40代男性、小児科)

・多くのアルバイトは働き盛りの医師を対象としたもののように見えるが、急性期病院を退いた高齢医師でまだ働きたい人は多いと思う。(60代男性、救命救急)

 

メディウェルが行った「医師のアルバイト」に関するアンケート調査の紹介でした☆

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