2023年7月、山梨県にある遊園地「富士急ハイランド」に、総工費約45億円を費やした12年ぶりの新作となる大型コースター「ZOKKON(ぞっこん)」が登場!

絶叫マシン好きライターの体験レポをお届けします。

新・バイクライド型コースター 「ZOKKON」登場!

ZOKKONゲート

「ZOKKON」は、バイク型のライドに乗り込んでハンドルを握りしめ、右に左に駆け巡り、全身で風を感じる“爽快MAXコースター”です。

リニアランチ方式による4回の加速や、次々と訪れる“旋回”、“トンネル内の走行”、“逆走”など、躍動感あふれるコースターになっています。

富士急ハイランド「ZOKKON」ドローンPR映像

ライド本体にはLEDライトを搭載し、3編成あるグリーン、ブルー、ピンクの車両が夜になると鮮やかに光り輝き、近未来っぽい。なんだかアーティストのMVに出てきそうな雰囲気に気分が上がります。

“SEKAI NO OWARI”の世界観を全身で感じるスピード感と爽快感

眺めてるだけでもカッコいい

「ZOKKON」は車体の足元付近にオーディオシステムを搭載しており、音楽を聴きながらコースターならではのスピードや爽快感を味わえるほか、コース終盤では屋内で一時停止し、音楽と連動した映像演出を楽しむことができます。

今回、「ZOKKON」のために書き下ろしで制作された楽曲及び演出監修を、人気アーティスト“SEKAI NO OWARI”が手掛けました。

SEKAI NO OWARI”のメンバーNakajinさんは「自分自身も実際にコースターに試乗させていただきましたが、独特の加速感とスピード感は初めての体験で、常に新しい事に挑戦する富士急ハイランドらしいコースターだと感じました」とコメント。人気アーティストとのコラボも満喫しちゃいましょう!

トリッキーなコースや演出に鳥肌!

ロッカーに荷物を預け、メガネや帽子などを外していざライドオン!

ベルトを装着して、重たいレバーをかけたあと、ハンドルを握りしめるので身体は安定します。

どっしりとした大型バイクに乗ったような感覚に似ているかも。

プラットホームでクルーの皆さんの送り出しに手を振りながら出発!

最初のトンネルで急加速!

超爽快!!!!

コース内にリニア加速システムが3カ所あり、それによってギュンギュン〜〜ッと一気に加速!!

コース途中にあるトンネルを抜けるとまたまた一気に急上昇。

ファーーーーーーーーーーーーーーー!?

行き止まり!?と思いきや突然の逆走!!

爽快感あふれるリズミカルな曲調とFukaseさんの滑らかで力強い歌声が、コースターのスピードやコース展開と完璧にシンクロします。

今まで「キャー!」とか、「ガタガタ!」という音だけがBGMでしたが、音楽があるだけでこんなにも変わるんだと感動。

デッドエンドの部分がかっこよすぎて鳥肌立ちました。なんなら全部の絶叫に音楽つけてほしい。

富士急ならではの「ZOKKON」グッズも販売

くるぞくるぞーーー!!

地面に近いレールでの走行は、数年前に警察密着24時的な番組で見た「黒豹隊暴走族対策本部のバイク部隊)」がものすごくかっこよくて、スラロームのテクニックとか絶対真似できないだろうなと密かに憧れていたんですけど、擬似体験できたような気分になれました(笑)。

デッドエンドからの加速はさらにスゴイ!!

他の絶叫マシンから比べると、高さも低く回転もしないので、高いところが苦手だけど、速いのは大丈夫な人にちょうど良いコースターかも。

富士急ハイランド「ZOKKON」

今回、筆者は最前列と最後尾の2回体験してみましたが、最前列は前に誰もいないので、リアルなバイク走行感が得られます。

最後尾は、デッドエンドの演出が最前列よりも長く楽しめるので、後ろの方の席でもすごく楽しめると思います!

ZOKKONオリジナルグッズも!

「ZOKKON」誕生記念のオリジナルグッズも販売。ここでしか手に入らないオリジナルグッズをゲットしよう!

ZOKKON 栓抜き

・ZOKKONラムネスライド缶
・ZOKKONジャンボスティックゼリー
・ZOKKON栓抜き(車両デザイン)
・ZOKKONバッグ
・ZOKKONハンデモップ&底根運転免許

オリジナルグッズは、「なんで栓抜き?」「なんでハンデモップ?」という、ツッコミどころがあるアイテム揃いなのが富士急ハイランドっぽくて好き。

今年の夏の思い出コースターデビューをするなら「ZOKKON」がおすすめですよ!

文=牡丹餅あんこ

<施設情報>
富士急ハイランドZOKKON

所要時間:約3分
乗車定員:14名/編成(2名×7列)
年齢制限:64歳以下の方が利用可
料金:2,000円(税込)

「ZOKKON」