山梨県で開催された「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2023」において、キッコーマングループのマンズワイン株式会社(社長・島崎大)がつくる「ソラリス」シリーズの「ラ・クロワ 2019」「東山 メルロー 2018」「千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018」「千曲川 シャルドネ 2022」「千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン 2022」が金賞を受賞しました。
このうち「ラ・クロワ 2019」が[欧州系品種 赤]部門で、“部門最高賞”(*1)を受賞しました。また、「千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018」はカベルネ・ソーヴィニヨン単独品種のワインとしては日本ワインコンクールで10年ぶりの金賞受賞となります。
「ラ・クロワ」「千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン」は、2年連続(*2)の金賞受賞となります。

左から「ラ・クロワ 2019」「東山 メルロー 2018」「千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018」「千曲川 シャルドネ 2022」「千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン 2022」

ソラリス」シリーズは、マンズワインが長年培ってきた栽培・醸造技術を結集させ、「日本の風土で、世界の銘醸ワインと肩を並べるプレミアムワインをつくる」ことを目標にしています。

 “SOLARISソラリス)” とは、ラテン語で「太陽の」という意味で、陽光をたっぷり浴びて育つ良質のぶどうだけを使うという、マンズワインの思いを込めた言葉です。

(*1)部門最高賞とは、各部門の銅賞以上の中で最高点のワイン。(ただし、出品数が5点以上の部門のみ)

(*2)昨年受賞したヴィンテージは、「ラ・クロワ 2018」、「千曲川ソーヴィニヨン・ブラン 2021」です。

今回、金賞に輝いたワインは以下の通りです。

[欧州系品種 赤]部門 “金賞”

ソラリス ラ・クロワ 2019」(近日発売予定)※部門最高賞

上田市東山地区の十字路(ラ・クロワ)の角にある2008年に植え付けた約1haの単一畑のワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、2つの品種それぞれの最適なタイミングで収穫・醸造を行い樽で熟成後、壜詰め前にその年の収穫量の比率でアッサンブラージュ(*3)するといった考えでさらなるテロワール(*4)の表現に挑戦しているワインです。

ソラリス 東山 メルロー 2018」(販売中)

2008年に上田市東山地区で栽培を始めたメルローから、2015年に極めて凝縮感のあるぶどうが収穫できて以来、ソラリス赤のトップ・キュヴェの一つとして優良年のみ製品化しています。2018年も大変良い年で、完熟した果実香、ふくよかでたっぷりしたボディ、きめの細かいタンニンとやわらかな酸のバランスといったこの畑の特徴をお楽しみいただけます。

ソラリス 千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018」(販売中)

マンズワインでは千曲川の下流で標高が低く、気温の高い上田市で晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。中でも、1994年に栽培を始めた東山地区はこの品種の栽培適地として高く評価されています。千曲川はスタンダードレンジの製品ですが、この品種らしい黒い果実の香り、良く熟したタンニンと芯の通ったボディの魅力的なワインです。

[欧州系品種 白]部門 “金賞”

ソラリス 千曲川 シャルドネ 2022」(近日発売予定)

小諸の欧州系品種を使った白ワインとして初めて当社が世に問い、今はソラリス白のスタンダードとして広くご愛飲頂いているワインです。この品種らしいしっかりとしたボディの味わい豊かなワインが醸されます。樽を使わず、果実を前面に出したナチュラルな風味は、料理との相性も幅広く、様々なシーンでお楽しみいただけます。

ソラリス 千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン 2022」(2023年8月1日発売)

小諸市の自社管理畑のソーヴィニヨン・ブランを使用しています。香りを最大限に活かすため、早朝に収穫しすぐにワイナリーへ運んで仕込みを行います。ホールバンチプレス(*5)した果汁をステンレスタンクで発酵・育成しました。年によってそのニュアンスを変えるソーヴィニヨン・ブランならではの豊かな香りと酸味が魅力的なワインです。

(*3)アッサンブラージュ:「組み合わせる」という意味のフランス語で、ワインをブレンドすることです

(*4)テロワール:ワインの原料ぶどう(品種)およびそれが育まれる土地、気候などの自然環境と育む人々、文化を包含するフランス語です。

(*5)ホールバンチプレス:除梗せずに房ごと搾ることです。

マンズワインは、今後も「日本のぶどうからつくる日本ワイン」に注力し、その品質向上と発展に貢献できるよう努めてまいります。

                    記

以上

配信元企業:キッコーマン株式会社

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