夏休み中は、親子連れや子供だけでスーパーにくることがある。とくにお菓子売場では、マナー違反が多くて困っているという、狸谷(@akatsuki405)さんの「チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします」の中から「まだ店のもの」「親のいぬ間に」を紹介しよう。

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■食品をおもちゃにしたり、開封したり!?本作は全部「実話」です!

口の中からお金を取り出す老人やエコバッグを開けてみたら、まさかのG!など、スーパーで勤務する狸谷さんが見た、迷惑行為やトラブルを描く。Twitterに投稿すると、同じ接客業からは「わかる!」と多くの共感を呼び、話題に。

なかには「本当に実話?」と思うような内容も…。「実話です。自分が体験したことや他のスタッフが経験したことも許可を得て漫画に描いています。たまに話を盛っているとかそんな感想を見かけますが、実在しているんですよね。残念ながら」と、狸谷さん言う。

さまざまな客が来るスーパー。今までのベストオブ「これはやめてほしい」ことを聞いてみると、「善悪の区別がつかないほどの無邪気で小さなお子様を一人歩きさせること。とくに食器売り場ですね」今回紹介する漫画のように、子供だけでお菓子売り場にいさせると、食品で遊んだり、食べ物を勝手に開封したりするトラブルが多いという。

夏休み中はとくに、子供だけでスーパーにくることもあり、お菓子売り場で、商品を開封して食べたり、付録のカードが開封され盗まれていたりと目に余る行為も増える。このようなとき店側はどのような対応をするのか?

「前職のスーパーでは小学生の万引きで警察を呼んだことがあったと聞いています。現在では2個や4個で100円というお菓子を取り扱っているのですが、隠れて食べてしまう子がいるらしく、よく別の売り場の什器の下から空っぽのパッケージが出てきます。いろいろな事情があり、万引きをスタッフが捕まえてはいけないというルールがあるのですが、あまりに常習的だと店長判断で連絡するかと思います」(狸谷)

母親が買い物をする間、「お菓子売場で待ってて」と言われるも子供たちは待ちきれずに遊び始めてしまい、最終的には、ゴボウの剣と長ねぎソードで店内バトル。連れの保護者(父)は、終始スマホを見ていて知らんぷり。未会計商品を食べた、壊したものを渡すと、母親は「うちの子が何したっていうの?」と怒鳴り出した。

大人が見ていないだけで、子供は自由に遊び出してしまう。善悪の判断がつかない子供には、きちんと保護者が見ていることが大切なようだ。また、最近では「子供だけだと連れ去りに遭うこともあるので、目を離さない方がいい」という話題も。子供だけだと話かけられたり、付きまとわれたりすることもある怖いご時世。さまざまな危険性を考慮しなければいけない。

取材協力:狸谷(@akatsuki405)

購入しない商品で遊ぶのはやめてください!/画像提供:狸谷(@akatsuki405)