7月21日から7月23日までの全国映画動員ランキングでは、すでに全世界興収3億7000万ドルを突破していたトム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(公開中)が、堂々初登場1位を獲得。

【写真を見る】全世界興収はすでに3億7000万ドル超え!『トップガン マーヴェリック』に迫る華々しいオープニングに

■「ミッション:インポッシブル」、3日間で興収10億突破の好スタート

ミッション:インポッシブルフォールアウト』(18)以来5年ぶりとなるシリーズ第7作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、初日から3日間で観客動員69万2000人を記録。興行収入は10億6500万円と、前作対比122.6%の大ヒットスタートに。

また、2023年に日本で公開された実写作品としては『ワイルド・スピードファイヤーブースト』(23)の初日3日間興収である約9億9200万円を上回る成績を叩き出し、現時点で唯一の“10億円突破”を達成。しかも「M:I」シリーズが週末興収で10億円を突破するのは、シリーズ第3作『M:i:III』(06)以来17年ぶりのこととなる。

さらにジャパンプレミアの全国IMAX一斉試写などの先行上映を含めると、累計興収は約10億9000万円。これは昨年社会現象を巻き起こした『トップガン マーヴェリック』(22)にも迫るオープニング成績だ。

■終映日が決まった『THE FIRST SLAM DUNK』がトップテン圏内に返り咲き!

前週1位に初登場を果たした宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』(公開中)は、ワンランクダウンの2位。週末3日間の動員は52万9000人、興収は8億3100万円を記録しており、累計成績では動員232万人、興収36億円を突破。

一方、公開4週目を迎えた『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(公開中)は前週よりも順位をひとつ押し上げて3位にランクイン。こちらは累計成績で動員136万人、興収18億円を突破している。

さらに前週8位だった『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(公開中)は6位となり、累計成績では動員117万人・興収20億円を突破。そして8月31日(木)をもって上映終了となることが発表された『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は久々にトップテン圏内に返り咲き。累計成績では動員1033万人、興収149億円を超えた。

以下は、1~10位までのランキング(7月21日7月23日)

1位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

2位『君たちはどう生きるか

3位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』

4位『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

5位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

6位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』

7位『リトル・マーメイド

8位『五等分の花嫁∽

9位『交換ウソ日記』

10位『THE FIRST SLAM DUNK

今週は、原泰久の大ヒットコミックを原作にした実写映画シリーズの第3弾『キングダム 運命の炎』(公開中)が公開を迎えており、初週順位の発表に期待が高まる。

文/久保田 和馬

2023年公開の実写映画初の初週末興収10億円を達成!「M:I」シリーズ最新作がロケットスタート/[c] 2023 PARAMOUNT PICTURES.