セルティックがディナモ・ザグレブのクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチ(28)獲得を目指しているようだ。イギリスフットボールインサイダー』が伝えている。

カタールワールドカップ(W杯)で日本代表のベスト8入りを阻んだリヴァコビッチPK戦で日本のキック3本をセーブした守護神は準々決勝・ブラジル代表戦でもPKをストップし、クロアチアの3位入賞に大きく貢献することとなった。

クラブキャリアに目を移すと、20歳で母国の絶対王者であるディナモ・ザグレブへ加入後、1年間の武者修行を経て正GKに定着し、現在ではキャプテンの大役も。北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎が加入した2023-24シーズンもすでに公式戦2試合でピッチに立っている。

しかし、契約は2024年6月までとなっており、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ディナモ・ザグレブはリヴァコビッチの売却でフェネルバフチェと合意。移籍金は770万ポンド(約14億1000万円)になる見通しだという。

一方で、トルコのジャーナリスト、アフメト・コナンク氏によると、フェネルバフチェのリヴァコビッチ獲得はまだ完了しておらず、セルティックが争奪戦のライバルになっているとのことだ。

フットボールインサイダー』のコラムニスト、元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は「ジョー・ハート定位置を争ってほしい」とリヴァコビッチセルティック加入を熱望している。

トルコへ行くよりセルティックの方がずっと良い選択肢だ。プレシーズンを見た限り、セルティックはGKのミスが多かった…完璧主義者のブレンダン・ロジャーズ(監督)なら後方でのミスを減らそうと思っているはずだ。リヴァコビッチを獲得できれば素晴らしい」