世間を騒がせている中古車販売・買取会社「ビッグモーター」による保険金不正請求問題。ロンドンブーツ1号2号田村淳7月30日に出演した「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、斜め上からの行動を語って周囲を驚かせた。

 番組はこの日、同社の兼重宏行前社長の会見の模様などを特集。会見内での兼重氏による不可思議な発言などが取り上げられた。そこで田村が見解を語る。

「ああいう会見は日本中が注目するから、問題を起こした企業にとってはチャンス。それを棒に振ってしまってるなと思う」

 田村は続けて、兼重社長が全株式を所有していることを挙げ、社内風土を一新すると新社長が考えたとしても障害があるとして、

「前の社長に、いろいろやりたいことを相談しなきゃいけない、株主だから」

 ここで石原良純が質問する。

「今日の時点でこの店(ビッグモーター)に買い物に行く人いる? 保険業務はやれない、国交相が入ってるから工場は稼働できない。(中古車)売買が主流なんだけど、買いに行く?」

 なんと田村は「僕は今、査定に出しました」と驚きの発言を展開したのである。田村がその理由を語るには、

「前にビッグモーターに買ってもらったことがあって。他のお店より高かったので、今も(自身が所有している)キャンピングカーを売ろうと思ったタイミングでこのニュースが出てきて、今ちょっと売りづらいなと思ったけど『いやいや、今チャンスなんじゃね?』と思って、査定をお願いしてるところです」

 バカリズムは「むちゃくちゃ手厚くされるんじゃないですか」と苦笑したが、

田村さんは『社員さんは真面目に働いている人もいるだろうから』とフォローしていましたが、はたして相場とどれくらい違う査定が出るのか、非常に気になりますね」(自動車ライター)

 査定の結果はどこかで公表するつもりだという田村。

「営業している会社に車を査定してもらうので、僕は違法行為じゃないですよね。ただ倫理観がないだけで」

 そう語ったのだが、本当に「手厚い」結果が出るのか。

(石見剣)

アサ芸プラス