パルシステム連合会は7月28日(金)、政府へ意見「漁業者や消費者の不安を拭えないALPS処理水の海洋放出に断固反対します」を提出しました。漁業者や消費者の不安を取り除くことができない放射性物質を含む処理水の海洋放出に断固として反対します。

安全性の担保も懸念

放射性物質のトリチウムの含んだALPS処理水の海洋放出をめぐっては、東京電力が6月に放出のための工事を完了させ、政府原子力規制員会が7月7日(金)に安全性を評価する使用前検査の終了証を交付したことで、放出へ向けて必要な条件がそろいました。放出時期について政府は「夏ごろ」を見込むことで確認しています。

意見は、西村康稔経済産業大臣、神谷崇水産庁長官に対し提出しました。漁業者の全国団体である全国漁業協同組合連合会が海洋放出に反対する特別議決を採択したほか、周辺諸国からも懸念が表明されています。どれだけ希釈しても現存するトリチウムをそのまま海に捨てる行為に変わりなく、消費者としても環境影響などへの不安は拭えません。国民や国際社会の理解醸成がないままでのALPS処理水の海洋放出に断固として反対します。

意見全文は下記から参照できます(PDF)

https://prtimes.jp/a/?f=d6976-274-7bb3b58d8c92fd4549d2037e7597e91d.pdf

組織概要

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一

13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)

会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめきパルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ

HP:https://www.pal.or.jp

配信元企業:パルシステム生活協同組合連合会

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ