TVアニメ『呪術廻戦』第2期の最新話・第4話(第28話)「懐玉-肆-」では、伏黒甚爾五条悟の戦いがついに決着。五条や甚爾の言葉や、2人を演じる中村悠一さんと子安武人さんの演技に称賛の声があふれました。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の性質上、物語の内容に触れています。

アニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」

アニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」メインビジュアル

やっぱり五条悟は中村悠一しかいない!神々しい「天上天下唯我独尊」に鳥肌

天内理子の体を、依頼通り「盤星教」に引き渡した伏黒甚爾(CV.子安武人)。そこへ、倒したはずの五条悟(CV.中村悠一)が狂気にも似た高揚状態で現れます。

「術式反転・赫」を、自信に満ちた声で唱え成功させる五条。そして空に舞い、光のなかで「天上天下唯我独尊」と穏やかに発します。

このシーンは反響を呼び、SNSは「マジで鳥肌」「原作に勝るとも劣らない」天上天下唯我独尊な“最強”爆誕にシビれるあこがれるぅ!」など絶賛のコメントが溢れました。

釈迦が誕生した時の言葉として語り継がれている「天上天下唯我独尊」(※諸説あり)。五条の片手を挙げたポーズも釈迦に似ていると気づき、「深い…」「アニメで見ると神々しさが半端ない」と感心した人も多かったようです。

五条を演じる中村悠一さんにも、「中村悠一さんの表現力って、楽しんでるけど少し怖さがあって鳥肌」「ハイテンションからの、穏やかで神々しい天上天下…中村さん天才です」「やっぱり中村悠一の演技がいっっっちばん好き」と称える声が。

中村さんが自身のYouTubeチャンネルで開催した同時視聴会でも、「イカれた五条好き」「“術式反転・赫”の囁きっぽい声に鳥肌たちました」といったコメントがあふれ、五条悟中村悠一の絶対的な人気がうかがえました。

伏黒甚爾の言葉が泣ける…「恵のこと」がトレンド入り

五条の圧倒的な力に敗れた伏黒甚爾。「自分も他人も尊ぶことない、そういう生き方を選んだ」と言う彼が最期に思い出したのは、息子であり後に五条の生徒となる伏黒恵の顔でした。恵のことは「好きにしろ」と五条に言い遺し、Twitterで「恵のこと」がトレンド入り。

自分が名付けたことも忘れていた息子を敵に託した“パパ黒”の予想外の行動に、「最期に恵のこと頼むの、最高にらしくなくて好き」「完全に人の心を捨てきれてないところが、敵だけど憎めないしかっこいい」と胸を打たれた人が続出。

「禪院家に生まれながら呪力が無く否定されてきた男が、息子に“恵”と名付けた気持ちよ……」と、甚爾の苦しみに想いを馳せた感想も見られました。

そんな伏黒甚爾を今期から演じているのは、子安武人さん。「子安さん痺れる。何回聴いてもうまくて、解釈の余地が広がる」「やはり子安武人様は神。恵のこと“俺が名付けたんだった”の声色がしんどい」「伏黒甚爾の魅力をあそこまで引き出せるのは、子安さんしかいない」と、その安定感と確かな表現力が改めて絶賛されました。

次回、いよいよ終演を迎える「懐玉・玉折」。夏油と五条“最強の二人”の結末とは──ラストまで目が離せません。

(執筆:ナツキ

TVアニメ『呪術廻戦』作品情報

●第1期
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!

●第2期
7月6日から毎週木曜23:56~MBS/TBS系列全国28局にて放送開始!
「懐玉・玉折」PV第2弾配信URL

イントロダクション
少年は戦うーー「正しい死」を求めて
集英社週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々による漫画作品『呪術廻戦』。
2018年3月から連載が開始され、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、既刊20巻にしてシリーズ累計発行部数は驚異の7,000万部を突破。

2020年10月から2021年3月までは毎日放送TBS系列にてTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。さらに、同年12月24日、第1期の前日譚にあたる物語が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』を上映し、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。

そして、2023年に放送が決定している第2期で描かれるのは、五条 悟と夏油 傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」。劇場版にて示唆された五条と夏油の決別した過去がついに明らかとなる。

さらに、連続2クール内にて「懐玉・玉折」の後、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」も描かれることが決定。10月31日ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が下ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。単独で渋谷平定へと向かう五条だが、これは夏油や真人ら呪詛師・呪霊達による罠だった…。虎杖、伏黒、釘崎といった高専生のメンバーや呪術師たちも渋谷に集結し、かつてない大規模な戦闘が始まろうしていた。呪いを廻る壮絶な物語が再び廻りだすー

<「懐玉・玉折」ストーリー>
最強の2人 戻れない青い春

2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太

そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条 悟と夏油傑

呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。

依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。

呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。

後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。

アニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」

【STAFF】
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作MAPPA
【CAST】
五条 悟:中村悠一 夏油 傑:櫻井孝宏
家入硝子:遠藤 綾
天内理子永瀬アンナ
伏黒甚爾子安武人
【主題歌】
オープニングテーマ:キタニタツヤ「青のすみか」 (Sony Music Labels)
エンディングテーマ:崎山蒼志「燈」 (Sony Music Labels)
<公式サイト>jujutsukaisen.jp <公式twitter> https://twitter.com/animejujutsu
<コピーライト表記>©芥見下々/集英社呪術廻戦製作委員会