第2次世界大戦中のパイロットをモデルにした少女と、戦闘機をモデルにした「ストライカーユニット」を組み合わせた雑誌企画として始まった『ストライクウィッチーズ』。アニメ化により、まるでパンツのように見えるズボン丸出しで空を飛ぶ彼女たちに注目が集まり、劇場版が作られるまでの人気作となりました。

 「宮藤芳佳」は、テレビアニメ化以前のOVA企画からの主人公。この世界での日本にあたる扶桑皇国女学生で、前向きで思いやりがある元気な少女です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■不世出のウィッチ

 この作品の世界には魔法力を宿した「ウィッチ」が存在します。芳佳の家系は代々治癒魔法によって治療を行ってきた家柄で、ほとんどのウィッチが成人後に魔法力を失ってしまう中、芳佳のおばあちゃんもお母さんも魔法力を失わずに診療所で治療をしていました。

 芳佳は、そんな血筋のせいか大変大きな魔法力を持っています。その素質を見込まれ、人類の敵ネウロイ」と戦う前線部隊として組織された、第501統合戦闘航空団坂本美緒少佐にスカウトされて部隊に加わりました。航空ウィッチとしての訓練をほとんど受けていなかったにもかかわらず、芳佳は配属直後からその才能を遺憾なく発揮してネウロイと戦います。

 しかし、あるときストライカーユニットがうまく扱えなくなってしまいます。それは、芳佳の大きすぎる魔法力にユニットのほうが対応しきれなくなったためでした。そんなとき与えられた新型ユニットが「震電」。それは、ストライカーユニットの開発者である亡き父が芳佳のために残したものでした。芳佳の魔法力にも対応できる震電を得て、芳佳はさらなる活躍をします。

 扶桑海軍の旗艦・大和にとりついたネウロイを倒すために、全ての魔法力を使い果たしてしまった芳佳は、一時期は普通の少女に戻り医学の勉強に打ち込もうとしました。しかし、留学先の欧州で再び魔法力を取り戻し、仲間とともに空へと復帰したのです。

おっぱい星人

 芳佳は大きなおっぱいが大好きです。テレビ版からの監督・高村和宏さんは「自分に無いものへのあこがれ」と言っていたようですが、それ以上のものを感じさせる執着でした。芳佳の興味が向くのは、主に501で最大の巨乳であるシャーロット・E・イェーガーと、仲良しの同僚・リーネちゃんのおっぱい。特にリーネちゃんのおっぱいは、訓練で疲れて倒れたときやいっしょのベッドで寝たときにドサクサ紛れに触ったりしています。

 それ以外にも、坂本少佐のおっぱいをタッチしてしまうというラッキースケベもありましたし、501に出向してきたマルセイユ大尉のおっぱいに注目したこともありました。わりと見境のないおっぱい好きです。

■心優しい扶桑なでしこ

 芳佳はウィッチとして才能がありましたが、決して望んで軍に入ったわけではありません。当初は拳銃を持つことすら嫌悪していました。しかし、芳佳にはそれ以上に「守りたい」という気持ちがありました。木の上に登って降りられなくなった子猫を助けるのも、銃をとってネウロイと戦うのも芳佳にとっては同じ「守りたい」という、心からの優しさが動機になっています。

 一見おてんばな芳佳ですが、料理上手で掃除や洗濯も積極的におこなう家庭的なところもあります。将校待遇で乗った欧州への戦艦でもそんなおさんどんをするものだから、後輩の服部静夏にしかられたこともありました。

■世界の守護天使

 女の子らしい優しさと、ボーイッシュな活発さを併せ持つ芳佳はこの作品の主人公にふさわしいキャラクターです。世界はまさに芳佳の活躍によって守られています。魔法力を取り戻した今、さらなる活躍が期待されるとともに、リーネちゃんともっといちゃつけばいい!


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★記者:玄Kuro(キャラペディア公式ライター)

(C)2014 島田フミカネKADOKAWA第501統合戦闘航空団

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